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登録販売者 過去問 18問|解答・解説つき(無料)

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  1. 問1

    医薬品医療機器等法第1条の5第1項に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。なお、2箇所の( b )内は、どちらも同じ字句が入る。 医師、歯科医師、薬剤師、( a )その他の医薬関係者は、医薬品等の有効性及び安全性その他これらの適正な( b )に関する知識と理解を深めるとともに、これらの使用の対象者(略)及びこれらを購入し、又は譲り受けようとする者に対し、これらの適正な( b )に関する事項に関する( c )な情報の提供に努めなければならない。

    1. 1a:登録販売者 b:使用 c:正確かつ適切
    2. 2a:登録販売者 b:保管方法 c:具体的
    3. 3a:登録販売者 b:使用 c:具体的
    4. 4a:獣医師 b:保管方法 c:具体的
    5. 5a:獣医師 b:使用 c:正確かつ適切
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    正解: 5 a:獣医師 b:使用 c:正確かつ適切

    法第1条の5第1項(医薬関係者の責務)の条文穴埋め。条文で列挙される医薬関係者は「医師、歯科医師、薬剤師、獣医師その他の医薬関係者」であり、(a)に入るのは獣医師。登録販売者の名は明文で列挙されていない点が最大の引っかけになる。(b)は「適正な使用」で、2箇所とも同じ「使用」が入る(保管方法ではない)。(c)は「正確かつ適切」な情報の提供に努めなければならない、が正しい。頻出ポイント:この条文は「努めなければならない」(努力義務)で結ばれることも併せて押さえる。

    根拠: 北海道『令和7年度登録販売者試験』、試験問題作成の手引き(令和8年4月)、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律

  2. 問2

    口腔に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 唾液には、リゾチーム等の殺菌・抗菌物質が含まれており、口腔粘膜の保護・洗浄、殺菌等の作用がある。 b 唾液によって口腔内はpHがほぼ中性に保たれ、酸による歯の齲蝕を防いでいる。 c 歯の齲蝕がエナメル質に達すると、神経が刺激されて、歯がしみたり痛みを感じるようになる。 d 舌には、咀嚼された飲食物を撹拌して唾液と混和させる働きがある。

    1. 1a:正 b:正 c:正 d:誤
    2. 2a:正 b:正 c:誤 d:正
    3. 3a:正 b:誤 c:誤 d:正
    4. 4a:誤 b:誤 c:正 d:正
    5. 5a:誤 b:正 c:誤 d:誤
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    正解: 2 a:正 b:正 c:誤 d:正

    a 正しい。唾液はリゾチーム等の殺菌・抗菌物質を含んでおり、口腔粘膜の保護・洗浄、殺菌等の作用がある(手引き: p30)。 b 正しい。唾液によって口腔内はpHがほぼ中性に保たれ、酸による歯の齲蝕(むし歯)を防いでいる(手引き: p30)。 c 誤り。歯がしみたり痛みを感じるようになるのは、齲蝕がエナメル質ではなく象牙質に達したとき。歯冠の表面を覆うエナメル質は体で最も硬い部分で、その下の象牙質が神経や血管の通る歯髄を取り囲んでいる(手引き: p29)。 d 正しい。舌は味覚を感知するほか、咀嚼された飲食物を撹拌して唾液と混和させる働きがある(手引き: p30)。 歯の断面は「エナメル質→象牙質→歯髄」の順。痛みを感じる境目は象牙質、と覚える。

    根拠: 北海道『令和7年度登録販売者試験』、試験問題作成の手引き(令和8年4月)、試験問題作成の手引き(令和8年4月)、試験問題作成の手引き(令和8年4月)

  3. 問3

    医薬品の本質に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 期待される有益な効果(薬効)のみをもたらす。 b 用法用量や副作用の情報が適切に伝達される必要がある。 c 市販後にも有効性、安全性等の確認が行われ、リスク区分や承認基準が見直される。 d 一般用医薬品は、医療用医薬品と比較して保健衛生上のリスクは相対的に高い。

    1. 1a:正 b:誤 c:正 d:誤
    2. 2a:正 b:正 c:誤 d:正
    3. 3a:誤 b:正 c:正 d:誤
    4. 4a:誤 b:誤 c:正 d:正
    5. 5a:誤 b:正 c:誤 d:誤
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    正解: 3 a:誤 b:正 c:正 d:誤

    a 誤り。医薬品は必ずしも期待される有益な効果(薬効)のみをもたらすとは限らず、好ましくない反応(副作用)を生じる場合もある(手引きp9)。b 正しい。医薬品は効能効果、用法用量、副作用等の必要な情報が適切に伝達されることを通じて、購入者等が適切に使用することにより初めて役割を発揮する(p9)。c 正しい。市販後にも医学・薬学等の新たな知見、使用成績等に基づき有効性、安全性等の確認が行われる仕組みになっており、リスク区分の見直し、承認基準の見直し等がなされる(p9〜p10)。d 誤り。一般用医薬品の保健衛生上のリスクは、医療用医薬品と比較すれば相対的に低いと考えられる(p9)。「薬効のみをもたらす」「リスクが高い」といった言い切りは誤りになりやすい定番の引っかけ。

    根拠: 北海道『令和7年度登録販売者試験』、試験問題作成の手引き(令和8年4月)、試験問題作成の手引き(令和8年4月)、試験問題作成の手引き(令和8年4月)

  4. 問4

    かぜ(感冒)、かぜ薬及びその配合成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a かぜ薬は、かぜの原因となるウイルスの増殖を抑えたり、体内から除去することにより、かぜ症状の緩和を図る対症療法薬である。 b かぜの原因には、アレルギーのような非感染性の要因によるものはない。 c かぜは、主にウイルスが鼻や喉などに感染して起こる上気道の急性炎症の総称である。 d 鎮咳成分であるジヒドロコデインリン酸塩は、12才未満の小児には使用禁忌となっている。

    1. 1(a、b)
    2. 2(a、c)
    3. 3(b、d)
    4. 4(c、d)
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    正解: 4 (c、d)

    a 誤り。かぜ薬は、ウイルスの増殖を抑えたり体内から除去するものではなく、咳や発熱などの諸症状の緩和を図る対症療法薬である(手引きp66)。「原因ウイルスを除去する」とした点が誤り。b 誤り。かぜの約8割はウイルス感染が原因だが、それ以外に細菌感染や、まれに冷気・乾燥・アレルギーのような非感染性の要因による場合もある(p65)。c 正しい。かぜは医学的にはかぜ症候群といい、主にウイルスが鼻や喉などに感染して起こる上気道の急性炎症の総称である(p65)。d 正しい。コデインリン酸塩水和物・ジヒドロコデインリン酸塩の咳止め成分は12才未満の小児には使用禁忌となっている(p67)。「対症療法薬=原因を除去しない」という定義と、コデイン類の12歳未満禁忌は頻出ポイント。

    根拠: 北海道『令和7年度登録販売者試験』、試験問題作成の手引き(令和8年4月)、試験問題作成の手引き(令和8年4月)、試験問題作成の手引き(令和8年4月)

  5. 問5

    次の1~5で示される成分を含む一般用医薬品の添付文書の「してはいけないこと」の項目において、吸収増大による精神神経系障害が生じるおそれがあるため、「服用前後は飲酒しないこと」と記載することとされているものはどれか。

    1. 1タンニン酸アルブミン
    2. 2カフェイン
    3. 3次硝酸ビスマス
    4. 4オキセサゼイン
    5. 5ヒマシ油
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    正解: 3 次硝酸ビスマス

    「服用前後は飲酒しないこと」は、摂取されたアルコールによって医薬品の作用の増強や副作用を生じる危険性の増大等が予測される場合に記載される。食品(アルコール)との相互作用として、かぜ薬・解熱鎮痛薬は肝機能障害・胃腸障害、次硝酸ビスマス・次没食子酸ビスマス等のビスマスを含む成分は吸収増大による精神神経系障害、ブロモバレリル尿素又はアリルイソプロピルアセチル尿素配合の解熱鎮痛薬・催眠鎮静薬等は鎮静作用の増強が、それぞれ理由とされている。「吸収増大による精神神経系障害」という理由はビスマス製剤に固有なので、理由と成分をセットで覚えるのが確実。

    根拠: 北海道『令和7年度登録販売者試験』、試験問題作成の手引き(令和8年4月)、試験問題作成の手引き(令和8年4月)

  6. 問6

    保健機能食品等に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 栄養機能食品における栄養成分の機能表示に関しては、消費者庁長官の許可は要さない。 b 反復・継続して摂取されることが見込まれる機能性表示食品について、事業者は、健康被害と疑われる情報を把握した場合は、当該食品との因果関係が不明であっても速やかに消費者庁長官及び都道府県知事等(都道府県知事、保健所を設置する市の市長又は特別区の区長)に情報提供しなければならない。 c 機能性表示食品は、特定の保健の目的が期待できる(健康の維持及び増進に役立つ)という食品の機能性を表示することはできるが、消費者庁長官の個別の許可を受けたものではない。 d 機能性表示を行う天然抽出物等を原材料とする錠剤、カプセル剤等食品については、GMPに基づく製造管理が食品表示基準(平成27年内閣府令第10号)における届出者の遵守事項とされている。

    1. 1a:正 b:正 c:正 d:正
    2. 2a:誤 b:誤 c:誤 d:正
    3. 3a:誤 b:誤 c:正 d:誤
    4. 4a:誤 b:正 c:誤 d:正
    5. 5a:正 b:正 c:正 d:誤
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    正解: 1 a:正 b:正 c:正 d:正

    a 正しい。栄養機能食品は、個別の許可申請を行う必要がない自己認証制度であり、栄養成分の機能表示に消費者庁長官の許可は要さない(食品表示基準に定める要件に従って表示する)。b 正しい。令和6年3月の紅麹関連製品による健康被害を受けた食品表示基準の改正(令和6年8月)により、反復・継続して摂取される機能性表示食品について、届出者は医師が診断した健康被害と疑われる情報を把握した場合、当該食品との因果関係が不明であっても速やかに消費者庁長官及び都道府県知事等へ情報提供することが遵守事項とされた。c 正しい。機能性表示食品は、事業者の責任で機能性を表示し消費者庁長官へ届け出られたものであり、特定保健用食品と異なり消費者庁長官の個別の許可を受けたものではない。d 正しい。機能性表示を行う天然抽出物等を原材料とする錠剤、カプセル剤等食品については、GMPに基づく製造管理が食品表示基準における届出者の遵守事項とされた。頻出ポイント:許可制=特定保健用食品、届出制=機能性表示食品、自己認証=栄養機能食品、の3区分を軸に整理する。

    根拠: 北海道『令和7年度登録販売者試験』、試験問題作成の手引き(令和8年4月)、試験問題作成の手引き(令和8年4月)、試験問題作成の手引き(令和8年4月)

  7. 問7

    目に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 涙液には、角膜に酸素や栄養分を供給する働きはない。 b ビタミンAが不足すると、夜間視力の低下(夜盲症)を生じる。 c 角膜と水晶体の間は、房水で満たされ、眼内に一定の圧を生じさせている。 d 遠近の焦点調節は、主に硝子体の厚みを変化させることによって行われている。

    1. 1(a、b)
    2. 2(a、d)
    3. 3(b、c)
    4. 4(c、d)
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    正解: 3 (b、c)

    a 誤り。涙液には、角膜に酸素や栄養分を供給する働きがある。角膜や水晶体には血管が通っていないため、涙液や房水がその役割を担う(手引き: p41)。 b 正しい。視細胞が光を感じる反応にはビタミンAが不可欠で、不足すると夜間視力の低下(夜盲症)を生じる(手引き: p41)。 c 正しい。角膜と水晶体の間は組織液(房水)で満たされ、眼内に一定の圧(眼圧)を生じさせている(手引き: p40)。 d 誤り。遠近の焦点調節は、主に水晶体の厚みを変化させることによって行われる。水晶体は毛様体の収縮・弛緩により、近くを見るときは丸く厚みが増し、遠くを見るときは扁平になる(手引き: p40)。 「近く=厚く、遠く=扁平」はセットで頻出。

    根拠: 北海道『令和7年度登録販売者試験』、試験問題作成の手引き(令和8年4月)、試験問題作成の手引き(令和8年4月)、試験問題作成の手引き(令和8年4月)

  8. 問8

    医薬品の作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 医薬品の有効成分である薬物が生体の生理機能に影響を与えることを薬理作用という。 b 世界保健機関(WHO)の定義によれば、副作用とは、「疾病の予防、診断、治療のため、又は身体の機能を正常化するために、人に通常用いられる量で発現する医薬品の有害かつ予測できる反応」とされている。 c 複数の疾病を有する人の場合、ある疾病のために使用された医薬品の作用が、別の疾病に対しては症状を悪化させることもある。 d 医薬品を十分注意して適正に使用した場合であっても、副作用が生じることがある。

    1. 1a:正 b:正 c:正 d:正
    2. 2a:誤 b:正 c:正 d:正
    3. 3a:正 b:誤 c:正 d:正
    4. 4a:正 b:正 c:誤 d:正
    5. 5a:正 b:正 c:正 d:誤
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    正解: 3 a:正 b:誤 c:正 d:正

    a 正しい。医薬品の有効成分である薬物が生体の生理機能に影響を与えることを薬理作用という(p13)。b 誤り。WHOの定義は「人に通常用いられる量で発現する医薬品の有害かつ意図しない反応」であり、「予測できる反応」ではない(p12)。c 正しい。複数の疾病を有する人では、ある疾病のために使用された医薬品の作用が、別の疾病に対しては症状を悪化させたり治療が妨げられたりすることがある(p13)。d 正しい。医薬品が人体に及ぼす作用はすべて解明されているわけではなく、十分注意して適正に使用しても副作用が生じることがある(p14)。WHO定義の「意図しない」を「予測できる」等に置き換えるのが定番の引っかけ。

    根拠: 北海道『令和7年度登録販売者試験』、試験問題作成の手引き(令和8年4月)、試験問題作成の手引き(令和8年4月)、試験問題作成の手引き(令和8年4月)

  9. 問9

    止瀉薬の配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 木クレオソートには、水分や電解質の分泌を抑える止瀉作用がある。 b ロペラミド塩酸塩が配合された止瀉薬は、食あたりや水あたりによる下痢の適用対象ではない。 c ベルベリン塩化物は、細菌感染による下痢の症状を鎮めることを目的として用いられる。 d ビスマスを含む成分は、長期連用した場合に精神神経症状(不安、記憶力減退等)が現れたとの報告があり、1週間以上継続して使用しないこととされている。

    1. 1a:正 b:正 c:正 d:正
    2. 2a:誤 b:正 c:正 d:正
    3. 3a:正 b:誤 c:正 d:正
    4. 4a:正 b:正 c:誤 d:正
    5. 5a:正 b:正 c:正 d:誤
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    正解: 1 a:正 b:正 c:正 d:正

    a 正しい。木クレオソートは、過剰な腸管の(蠕動)運動を正常化し、あわせて水分や電解質の分泌も抑える止瀉作用がある(手引きp114)。b 正しい。ロペラミド塩酸塩が配合された止瀉薬は、食べすぎ・飲みすぎによる下痢、寝冷えによる下痢を目的としており、食あたりや水あたりによる下痢は適用対象でない(p113)。c 正しい。ベルベリン塩化物は腸内殺菌成分で、細菌感染による下痢の症状を鎮めることを目的として用いられる(p113)。d 正しい。ビスマスを含む成分は、海外で長期連用した場合に精神神経症状(不安、記憶力減退、注意力低下、頭痛等)が現れたとの報告があり、1週間以上継続して使用しないこととされている(p112)。ロペラミドの「食あたり・水あたりは対象外」とビスマスの「1週間以上使用しない」は頻出の組み合わせ。

    根拠: 北海道『令和7年度登録販売者試験』、試験問題作成の手引き(令和8年4月)、試験問題作成の手引き(令和8年4月)、試験問題作成の手引き(令和8年4月)

  10. 問10

    緊急安全性情報及び安全性速報に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 緊急安全性情報は、A4サイズの青色地の印刷物で、ブルーレターとも呼ばれる。 b 緊急安全性情報は、医療用医薬品や医家向け医療機器についての情報伝達である場合が多いが、一般用医薬品にも発出される。 c 安全性速報は、一般的な使用上の注意の改訂情報よりも迅速な注意喚起や、適正使用のための対応の注意喚起が必要な状況にある場合に作成される。 d 安全性速報は、厚生労働省によって作成される。

    1. 1(a、b)
    2. 2(a、d)
    3. 3(b、c)
    4. 4(c、d)
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    正解: 3 (b、c)

    a 誤り。緊急安全性情報はA4サイズの「黄色地」の印刷物でイエローレターと呼ばれる。青色地・ブルーレターは安全性速報。b 正しい。医療用医薬品や医家向け医療機器についての情報伝達である場合が多いが、小柴胡湯による間質性肺炎に関する緊急安全性情報(平成8年3月)のように、一般用医薬品に関係するものが発出されたこともある。c 正しい。安全性速報は、一般的な使用上の注意の改訂情報よりも迅速な注意喚起や、適正使用のための対応の注意喚起が必要な状況にある場合に作成される。d 誤り。安全性速報は、厚生労働省からの命令、指示、製造販売業者の自主決定等に基づいて「製造販売業者」が作成する。緊急=黄(イエロー)、速報=青(ブルー)、作成主体はどちらも製造販売業者、と対で覚える。

    根拠: 北海道『令和7年度登録販売者試験』、試験問題作成の手引き(令和8年4月)、試験問題作成の手引き(令和8年4月)、試験問題作成の手引き(令和8年4月)

    ここまで10問。アプリには全120問と本番形式の模試があります。

  11. 問11

    店舗販売業者及び配置販売業者が行う一般用医薬品の情報提供に関する以下の記述の正誤のうち、正しい組み合わせはどれか。 a 第二類医薬品を販売する場合には、医薬品の販売に従事する薬剤師又は登録販売者に必ず書面を用いて必要な情報を提供させなければならない。 b 一般用医薬品を購入し、又は譲り受けようとする者から相談があった場合には、情報の提供を行った後に、販売し又は授与しなければならない。 c 第三類医薬品を販売する場合には、購入者から質問等がなくても、医薬品の販売に従事する薬剤師又は登録販売者に必要な情報提供をさせることが望ましい。 d 指定第二類医薬品を販売する場合には、当該指定第二類医薬品を購入しようとする者等が、禁忌事項を確認すること及び当該医薬品の使用について薬剤師又は登録販売者に相談することを勧める旨を、確実に認識できるようにするために必要な措置を講じなければならない。

    1. 1a:正 b:正 c:正 d:正
    2. 2a:誤 b:正 c:正 d:正
    3. 3a:正 b:誤 c:正 d:正
    4. 4a:正 b:正 c:誤 d:正
    5. 5a:正 b:正 c:正 d:誤
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    正解: 2 a:誤 b:正 c:正 d:正

    a 誤り。第二類医薬品の販売時の情報提供は、薬剤師又は登録販売者に「必要な情報を提供させるよう努めなければならない」という努力義務(法第36条の10第3項)。「必ず書面を用いて」の義務があるのは第一類医薬品(書面を用いた情報提供の義務づけ)で、本記述は第一類の規定との混同を誘う引っかけ。b 正しい。一般用医薬品を購入しようとする者から相談があった場合には、情報の提供を行った後でなければ販売・授与してはならない(相談応需は義務)。c 正しい。第三類医薬品の販売時は、法律上の義務規定はないが、薬剤師又は登録販売者に必要な情報提供をさせることが「望ましい」とされる。d 正しい。指定第二類医薬品の販売時は、購入者等が禁忌事項の確認や専門家への相談を勧める旨を確実に認識できるようにするための必要な措置を講じなければならない。頻出ポイント:情報提供は「要指導=対面・書面+指導」「第一類=書面で義務」「第二類=努力義務」「第三類=望ましい」「相談があれば全区分で義務」と階段状に整理する。

    根拠: 北海道『令和7年度登録販売者試験』、試験問題作成の手引き(令和8年4月)、試験問題作成の手引き(令和8年4月)、試験問題作成の手引き(令和8年4月)

  12. 問12

    内服薬の剤形及びその一般的な特徴に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 口腔内崩壊錠は、舌下で溶解させ、有効成分を口腔粘膜から吸収させる。 b 顆粒剤は、粒の表面がコーティングされているものもあるので、噛み砕かずに水などで飲み込む。 c 経口液剤は、既に有効成分が液中に溶けたり分散したりしているため、服用後、比較的速やかに消化管から吸収されるという特徴がある。 d カプセル剤は、カプセル内に散剤や液剤等を充填した剤形であり、カプセルの原材料として乳糖が広く用いられているため、乳成分に対してアレルギーを持つ人は使用を避けるなどの注意が必要である。

    1. 1(a、b)
    2. 2(a、d)
    3. 3(b、c)
    4. 4(c、d)
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    正解: 3 (b、c)

    a 誤り。口腔内崩壊錠は、口の中の唾液で速やかに溶ける工夫がなされ、水なしで服用できる剤形。口の中で溶かした後、唾液と一緒に飲み込んで消化管から吸収させるもので、舌下で溶解させて口腔粘膜から吸収させる剤形ではない(手引き: p53)。 b 正しい。顆粒剤は粒の表面がコーティングされているものもあるので、噛み砕かずに水などで飲み込む(手引き: p53)。 c 正しい。経口液剤は、既に有効成分が液中に溶けたり分散したりしているため、服用後、比較的速やかに消化管から吸収されるという特徴がある(手引き: p53)。 d 誤り。カプセルの原材料として広く用いられているのは乳糖ではなくゼラチン(ブタなどのタンパク質が主成分)。ゼラチンに対してアレルギーを持つ人は使用を避けるなどの注意が必要(手引き: p54)。 「口腔内崩壊錠=飲み込む」「カプセル=ゼラチン」の言い換えに注意。

    根拠: 北海道『令和7年度登録販売者試験』、試験問題作成の手引き(令和8年4月)、試験問題作成の手引き(令和8年4月)、試験問題作成の手引き(令和8年4月)

  13. 問13

    妊婦又は妊娠していると思われる女性及び授乳婦の医薬品使用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 医薬品の成分が胎児に移行する量は、未解明のことが多い。 b ビタミンA含有製剤を妊娠前後の一定期間に通常の用量を超えて摂取すると、胎児に先天異常を起こす危険性が高まるとされている。 c 便秘薬の配合成分やその用量によっては、流産や早産を誘発するおそれがある。 d 授乳婦が使用した医薬品の成分が乳汁中に移行することはない。

    1. 1a:正 b:正 c:正 d:誤
    2. 2a:正 b:正 c:誤 d:正
    3. 3a:正 b:誤 c:正 d:正
    4. 4a:誤 b:正 c:正 d:正
    5. 5a:正 b:正 c:正 d:正
    答えを見る

    正解: 1 a:正 b:正 c:正 d:誤

    a 正しい。母体が医薬品を使用した場合に、血液-胎盤関門によってどの程度医薬品の成分の胎児への移行が防御されるかは、未解明のことも多い(p20)。b 正しい。ビタミンA含有製剤は、妊娠前後の一定期間に通常の用量を超えて摂取すると胎児に先天異常を起こす危険性が高まるとされている(p20)。c 正しい。便秘薬には、配合成分やその用量によっては流産や早産を誘発するおそれがあるものがある(p20)。d 誤り。医薬品の種類によっては、授乳婦が使用した医薬品の成分の一部が乳汁中に移行することが知られている(p20)。「移行することはない」という全否定表現は誤りの定番。

    根拠: 北海道『令和7年度登録販売者試験』、試験問題作成の手引き(令和8年4月)、試験問題作成の手引き(令和8年4月)、試験問題作成の手引き(令和8年4月)

  14. 問14

    外用痔疾用薬及びその配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 坐剤及び注入軟膏では、成分の一部が直腸粘膜から吸収されて循環血流中に入りやすく、全身的な影響を生じることがある。 b 痔に伴う痒みを和らげることを目的として、抗ヒスタミン成分であるクロタミトンが配合されている場合がある。 c 肛門部の炎症や痒みを和らげる成分として、ステロイド性抗炎症成分であるグリチルレチン酸が配合されている場合がある。 d 痔による肛門部の創傷の治癒を促す効果を期待して、アラントインのような組織修復成分が用いられる。

    1. 1a:正 b:正 c:正 d:誤
    2. 2a:正 b:誤 c:誤 d:正
    3. 3a:正 b:正 c:誤 d:正
    4. 4a:誤 b:誤 c:正 d:誤
    5. 5a:誤 b:正 c:正 d:正
    答えを見る

    正解: 2 a:正 b:誤 c:誤 d:正

    a 正しい。外用痔疾用薬は局所に適用されるが、坐剤及び注入軟膏では成分の一部が直腸粘膜から吸収されて循環血流中に入りやすく、全身的な影響を生じることがある(手引きp137)。 b 誤り。クロタミトンは、局所への穏やかな刺激(熱感刺激)によって痒みを抑える局所刺激成分。痔に伴う痒みを和らげる抗ヒスタミン成分は、ジフェンヒドラミン塩酸塩やクロルフェニラミンマレイン酸塩等である(手引きp138)。 c 誤り。グリチルレチン酸は、比較的緩和な抗炎症作用を示す成分で、ステロイド性抗炎症成分ではない。ステロイド性抗炎症成分はヒドロコルチゾン酢酸エステル、プレドニゾロン酢酸エステル等(手引きp138)。 d 正しい。痔による肛門部の創傷の治癒を促す効果を期待して、アラントインやアルクロキサのような組織修復成分が用いられる(手引きp138)。 「クロタミトン=熱感刺激の局所刺激成分」「グリチルレチン酸=非ステロイド」は成分分類の定番の引っかけとして頻出。

    根拠: 北海道『令和7年度登録販売者試験』、試験問題作成の手引き(令和8年4月)、試験問題作成の手引き(令和8年4月)、試験問題作成の手引き(令和8年4月)

  15. 問15

    登録販売者が行う医薬品の副作用等報告に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 医薬品の副作用等によるものと疑われる健康被害の発生を知った場合において、保健衛生上の危害の発生又は拡大を防止するため必要があると認めるときは、その旨を厚生労働大臣に報告しなければならない。 b 医薬品との因果関係が明確でない場合であっても報告の対象となり得る。 c 医薬品の過量使用や誤用等によるものと思われる健康被害について、安全対策上必要があると認めるときは、報告がなされる必要がある。 d ウェブサイトに直接入力することによる電子的な報告が可能である。

    1. 1a:正 b:正 c:正 d:正
    2. 2a:誤 b:正 c:正 d:正
    3. 3a:正 b:誤 c:正 d:正
    4. 4a:正 b:正 c:誤 d:正
    5. 5a:正 b:正 c:正 d:誤
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    正解: 1 a:正 b:正 c:正 d:正

    a 正しい。法第68条の10第2項により、登録販売者を含む医薬関係者は、医薬品の副作用等によるものと疑われる健康被害の発生を知った場合において、保健衛生上の危害の発生又は拡大を防止するため必要があると認めるときは、その旨を厚生労働大臣に報告しなければならない(実務上は報告書を総合機構に提出)。b 正しい。医薬品との因果関係が必ずしも明確でない場合であっても報告の対象となり得る。c 正しい。安全対策上必要があると認めるときは、過量使用や誤用等によるものと思われる健康被害についても報告がなされる必要がある。d 正しい。令和3年4月からウェブサイトへの直接入力による電子的な報告が可能となった。なお報告期限は定められておらず、把握可能な範囲の記入で足り、直接接した専門家1名からの報告で十分とされる。

    根拠: 北海道『令和7年度登録販売者試験』、試験問題作成の手引き(令和8年4月)、試験問題作成の手引き(令和8年4月)、試験問題作成の手引き(令和8年4月)

  16. 問16

    濫用等のおそれのあるものとして厚生労働大臣が指定する医薬品を販売する場合、店舗販売業者が当該店舗において医薬品の販売に従事する薬剤師又は登録販売者に必ず確認させなければならない事項に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 当該医薬品を購入しようとする者が若年者である場合にあっては、当該者の氏名及び年齢 b 当該医薬品を購入しようとする者の住所 c 当該医薬品を使用しようとする者の他の薬局開設者等からの当該医薬品及び当該医薬品以外の濫用等のおそれのある医薬品の購入又は譲受けの状況 d 当該医薬品を購入しようとする者が、適正な使用のために必要と認められる数量を超えて当該医薬品を購入しようとする場合は、その理由

    1. 1a:正 b:正 c:正 d:正
    2. 2a:正 b:誤 c:正 d:正
    3. 3a:正 b:正 c:誤 d:誤
    4. 4a:誤 b:誤 c:正 d:誤
    5. 5a:誤 b:正 c:誤 d:正
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    正解: 2 a:正 b:誤 c:正 d:正

    【法改正に注意】出題の「濫用等のおそれのあるものとして厚生労働大臣が指定する医薬品」の制度は、現行の手引き(令和8年4月)では「指定濫用防止医薬品」の制度(法第36条の11、規則第159条の18の5等)に改められている。確認事項の趣旨は引き継がれており、本問の正誤は現行制度でも同様に判定できる。a 正しい。若年者への確認は現行制度では「年齢」を全購入者に確認し、規則で定める年齢に満たない者(18歳未満)である場合は当該者の氏名も確認する。b 誤り。購入者の「住所」は、旧制度・現行制度いずれでも確認事項として定められていない。c 正しい。当該医薬品及びそれ以外の濫用等のおそれのある医薬品(現行では指定濫用防止医薬品)の購入又は譲受けの状況を確認する。d 正しい。適正な使用のために必要と認められる数量を超えて購入しようとする場合は、その理由を確認する。頻出ポイント:確認事項は「年齢(若年者は氏名も)・他店等での購入状況・大量購入の理由」の3本柱で、住所や職業は含まれない。

    根拠: 北海道『令和7年度登録販売者試験』、試験問題作成の手引き(令和8年4月)、試験問題作成の手引き(令和8年4月)、試験問題作成の手引き(令和8年4月)

  17. 問17

    精神神経系に現れる医薬品の副作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 眠気を催すことが知られている医薬品を使用した後は、乗物や危険な機械類の運転作業に従事しないように十分注意することが必要である。 b 無菌性髄膜炎は、医薬品の副作用が原因の場合、全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病、関節リウマチ等の基礎疾患がある人で発症リスクが高い。 c 無菌性髄膜炎は、早期に原因医薬品の使用を中止しても、予後は不良となることがほとんどである。 d 心臓や血管に作用する医薬品により、頭痛やめまい、浮動感、不安定感等が生じることがある。

    1. 1a:正 b:正 c:正 d:正
    2. 2a:誤 b:正 c:正 d:正
    3. 3a:正 b:誤 c:正 d:正
    4. 4a:正 b:正 c:誤 d:正
    5. 5a:正 b:正 c:正 d:誤
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    正解: 4 a:正 b:正 c:誤 d:正

    a 正しい。眠気を催すことが知られている医薬品を使用した後は、乗物や危険な機械類の運転操作に従事しないよう十分注意する必要がある(手引き: p58)。 b 正しい。医薬品の副作用が原因の無菌性髄膜炎は、全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病、関節リウマチ等の基礎疾患がある人で発症リスクが高い(手引き: p58)。 c 誤り。無菌性髄膜炎は、早期に原因医薬品の使用を中止すれば速やかに回復し、予後は比較的良好であることがほとんど。ただし重篤な中枢神経系の後遺症が残った例も報告されている(手引き: p58)。 d 正しい。心臓や血管に作用する医薬品により、頭痛やめまい、浮動感、不安定感等が生じることがある(手引き: p58)。 無菌性髄膜炎は「早期中止→予後良好」。予後不良と言い換えるひっかけに注意。

    根拠: 北海道『令和7年度登録販売者試験』、試験問題作成の手引き(令和8年4月)、試験問題作成の手引き(令和8年4月)、試験問題作成の手引き(令和8年4月)

  18. 問18

    次のうち、一般用医薬品の役割として、正しいものの組み合わせはどれか。 a 生活の質(QOL)の改善・向上 b 重度な疾病に伴う症状の改善 c 生活習慣病の診断 d 健康の維持・増進

    1. 1(a、c)
    2. 2(a、d)
    3. 3(b、c)
    4. 4(b、d)
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    正解: 2 (a、d)

    一般用医薬品の役割は、(1)軽度な疾病に伴う症状の改善、(2)生活習慣病等の疾病に伴う症状発現の予防(科学的・合理的に効果が期待できるものに限る)、(3)生活の質(QOL)の改善・向上、(4)健康状態の自己検査、(5)健康の維持・増進、(6)その他保健衛生、の6つ(p22)。a・dはこれに該当する。bは「軽度な疾病に伴う症状の改善」であり、重度な疾病は対象でない。cは「健康状態の自己検査」であり、診断は役割に含まれない。「軽度→重度」「自己検査→診断」への置き換えが定番の引っかけ。

    根拠: 北海道『令和7年度登録販売者試験』、試験問題作成の手引き(令和8年4月)、試験問題作成の手引き(令和8年4月)

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問題素材: 北海道「令和7年度登録販売者試験」をCC BY 4.0に基づき問題単位に再構成。

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