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二級ボイラー技士 一問一答 無料問題20問|解答・解説・根拠つき

アプリに収録している139問から、出題範囲をまんべんなく20問選びました。本試験問題の転載ではない独自問題です。答えと解説は、各問題の「答えを見る」を開くと表示されます。登録は要りません。

  1. 問1

    ボイラー取扱作業主任者の選任について、取り扱うボイラーの伝熱面積の合計が25平方メートル未満の場合に選任できる者として、法令上正しいものはどれか。

    1. 1ボイラー整備士免許を受けた者
    2. 2特級ボイラー技士、一級ボイラー技士又は二級ボイラー技士免許を受けた者
    3. 3特級ボイラー技士免許を受けた者に限られる
    4. 4ボイラー取扱技能講習を修了した者であれば足りる
    5. 5特級ボイラー技士又は一級ボイラー技士に限られる
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    正解: 2 特級ボイラー技士、一級ボイラー技士又は二級ボイラー技士免許を受けた者

    ボイラー則第24条は伝熱面積の合計で3区分し、25平方メートル未満では二級ボイラー技士を選任できるとしている。

    根拠: ボイラー及び圧力容器安全規則 第24条

  2. 問2

    水管ボイラーの伝熱面積の算定について、法令上の考え方として正しいものはどれか。

    1. 1水が入っている部分の容積で算定する
    2. 2ボイラー本体の外表面積の合計で算定する
    3. 3燃焼ガス等に触れる本体の面で、その裏面が水等に触れるものの面積で算定する
    4. 4煙突の断面積を加えて算定する
    5. 5最高使用圧力に比例して算定する
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    正解: 3 燃焼ガス等に触れる本体の面で、その裏面が水等に触れるものの面積で算定する

    ボイラー則第2条は伝熱面積の算定方法を定めており、燃焼ガス等に触れる本体の面でその裏面が水等に触れるものの面積を基準とする。

    根拠: ボイラー及び圧力容器安全規則 第2条

  3. 問3

    空気比(過剰空気係数)m の定義として正しいものはどれか。

    1. 1実際に供給した空気量を理論空気量で除した値
    2. 2燃料の質量を空気の質量で除した値
    3. 3理論空気量を実際に供給した空気量で除した値
    4. 4排ガス量を給気量で除した値
    5. 5燃焼室熱負荷を伝熱面積で除した値
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    正解: 1 実際に供給した空気量を理論空気量で除した値

    空気比 m は、完全燃焼に理論上必要な空気量に対して実際に何倍の空気を送ったかを表す。m が大きすぎると排ガス量が増えて熱損失が増え、小さすぎると不完全燃焼になる。

    根拠: 燃焼の基本定義(自己完結)

  4. 問4

    ボイラーの点火前に燃焼室及び煙道の内部を十分に換気する主な目的として、最も適切なものはどれか。

    1. 1給水ポンプの空気を抜くため
    2. 2燃焼室内に滞留した未燃ガスによる炉内爆発を防ぐため
    3. 3ボイラー水の濃縮を防ぐため
    4. 4煙突の通風力を弱めるため
    5. 5安全弁の作動圧力を下げるため
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    正解: 2 燃焼室内に滞留した未燃ガスによる炉内爆発を防ぐため

    ボイラー則第30条が点火前の換気を義務付けているのは、燃焼室・煙道に残った未燃ガスが点火時に一気に燃えて炉内爆発を起こすのを防ぐためである。

    根拠: ボイラー及び圧力容器安全規則 第30条

  5. 問5

    ボイラーの安全弁が2個以上ある場合、1個を最高使用圧力以下で作動するように調整したとき、他の安全弁の調整として法令上認められるものはどれか。

    1. 1最高使用圧力の3パーセント増以下で作動するように調整する
    2. 2調整に関する定めはない
    3. 3最高使用圧力の10パーセント増以下
    4. 4すべて最高使用圧力以下でなければならない
    5. 5最高使用圧力の5パーセント増以下
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    正解: 1 最高使用圧力の3パーセント増以下で作動するように調整する

    ボイラー則第28条第2項は、安全弁が2個以上ある場合の他の安全弁を最高使用圧力の3パーセント増以下と定めている。

    根拠: ボイラー及び圧力容器安全規則 第28条

  6. 問6

    ボイラーの「胴」に働く力について、正しいものはどれか。

    1. 1内圧では圧縮応力のみが生じる
    2. 2応力は胴の直径に関係しない
    3. 3内圧により胴には周方向(円周方向)と軸方向の引張応力が生じ、周方向応力は軸方向応力の2倍になる
    4. 4軸方向応力が周方向応力の2倍になる
    5. 5周方向応力と軸方向応力は等しい
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    正解: 3 内圧により胴には周方向(円周方向)と軸方向の引張応力が生じ、周方向応力は軸方向応力の2倍になる

    薄肉円筒では周方向応力 σt = pD/2t、軸方向応力 σa = pD/4t。周方向が2倍大きいので、胴の長手継手が最も重要になる。

    根拠: 材料力学の基本(自己完結)

  7. 問7

    重油に含まれる「バナジウム」が引き起こす問題として、最も適切なものはどれか。

    1. 1水側のスケールになる
    2. 2燃焼を促進する
    3. 3高温部の伝熱面に付着して溶融し、高温腐食を起こす
    4. 4問題は起こさない
    5. 5低温腐食を起こす
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    正解: 3 高温部の伝熱面に付着して溶融し、高温腐食を起こす

    バナジウムは燃焼で五酸化バナジウムとなり、高温の伝熱面に溶着して腐食させる。

    根拠: 燃焼と障害(自己完結)

  8. 問8

    ボイラー室に備えておくべきものとして、法令上正しいものはどれか。

    1. 1燃料の1年分の在庫
    2. 2予備のボイラー本体
    3. 3特に備えるものはない
    4. 4水面計のガラス管、ガスケットその他の必要な予備品及び修繕用工具類
    5. 5引火しやすい物
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    正解: 4 水面計のガラス管、ガスケットその他の必要な予備品及び修繕用工具類

    ボイラー則第29条第3号は、水面計のガラス管・ガスケット等の予備品と修繕用工具類をボイラー室に備えることを求めている。

    根拠: ボイラー及び圧力容器安全規則 第29条

  9. 問9

    ボイラー(小型ボイラーを除く)を製造しようとする者が、あらかじめ受けなければならない許可として法令上正しいものはどれか。

    1. 1所轄都道府県労働局長の許可
    2. 2厚生労働大臣の許可
    3. 3登録性能検査機関の許可
    4. 4許可は不要である
    5. 5所轄労働基準監督署長の許可
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    正解: 1 所轄都道府県労働局長の許可

    ボイラー則第3条第1項は、製造前に所轄都道府県労働局長の許可を受けることを求めている。

    根拠: ボイラー及び圧力容器安全規則 第3条

  10. 問10

    圧力計とボイラーの間に「サイホン管」を設ける目的として、最も適切なものはどれか。

    1. 1圧力を減らして表示する
    2. 2管内に水をためて蒸気が直接ブルドン管に入らないようにし、圧力計を高温から守る
    3. 3圧力を増幅する
    4. 4蒸気を乾かす
    5. 5水位を測る
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    正解: 2 管内に水をためて蒸気が直接ブルドン管に入らないようにし、圧力計を高温から守る

    サイホン管(U字・コイル状)は中に水がたまり、高温の蒸気が圧力計に直接触れるのを防ぐ。

    根拠: ボイラーの附属品(自己完結)

    ここまで10問。アプリには全139問と本番形式の模試があります。

  11. 問11

    液体燃料の「噴霧燃焼」において、油を微粒化する目的として最も適切なものはどれか。

    1. 1表面積を増やして気化と空気との接触を良くし、完全燃焼させる
    2. 2排ガス量を増やす
    3. 3燃焼速度を遅くする
    4. 4油の粘度を上げる
    5. 5油の温度を下げる
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    正解: 1 表面積を増やして気化と空気との接触を良くし、完全燃焼させる

    噴霧で油を細かい粒にすると、気化・混合が速くなり少ない過剰空気で完全燃焼できる。

    根拠: 燃焼方式(自己完結)

  12. 問12

    「ホーミング(泡立ち)」の主な原因として、最も適切なものはどれか。

    1. 1ボイラー水中の有機物や油脂、溶解固形物の濃縮
    2. 2燃焼室の温度が低いこと
    3. 3安全弁の吹止まり圧力が高いこと
    4. 4煙突の通風が強いこと
    5. 5水位が低すぎること
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    正解: 1 ボイラー水中の有機物や油脂、溶解固形物の濃縮

    ホーミングは水中の不純物濃縮や油分による泡立ち。吹出しや水処理で防ぐ。

    根拠: ボイラーの取扱い(自己完結)

  13. 問13

    定期自主検査で異状を認めたときの措置として、法令上正しいものはどれか。

    1. 1次回の定期自主検査まで記録して様子を見る
    2. 2性能検査を受ければ補修は不要
    3. 3所轄都道府県労働局長の許可を得てから補修する
    4. 4ボイラー整備士の免許を新たに取得する
    5. 5補修その他の必要な措置を講じなければならない
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    正解: 5 補修その他の必要な措置を講じなければならない

    ボイラー則第33条は、自主検査で異状を認めたときの補修その他必要な措置を義務付けている。

    根拠: ボイラー及び圧力容器安全規則 第33条

  14. 問14

    「過熱器」で作られる過熱蒸気の特徴として、正しいものはどれか。

    1. 1飽和温度より低い温度の蒸気
    2. 2圧力を下げた蒸気
    3. 3凝縮した水
    4. 4飽和蒸気をさらに加熱して温度を上げた乾いた蒸気で、同じ圧力の飽和蒸気より温度が高い
    5. 5水分を多く含む蒸気
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    正解: 4 飽和蒸気をさらに加熱して温度を上げた乾いた蒸気で、同じ圧力の飽和蒸気より温度が高い

    過熱蒸気は飽和温度以上に加熱した蒸気で、水分を含まず熱落差が大きい。過熱器用安全弁は胴の安全弁より先に作動させる(ボイラー則第28条)。

    根拠: 蒸気の性質(自己完結)

  15. 問15

    排ガス中の酸素濃度が3%のときの空気比に最も近いものはどれか(m ≒ 21/(21−O2))。

    1. 1約1.03
    2. 2約1.17
    3. 3約3.0
    4. 4約0.86
    5. 5約1.5
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    正解: 2 約1.17

    m ≒ 21/(21−3) = 21/18 ≒ 1.17。

    根拠: 燃焼管理の計算(自己完結)

  16. 問16

    ボイラーの運転を停止して長期間休止するときの保存方法として、最も適切なものはどれか。

    1. 1水を抜いて扉を開けたままにする
    2. 2内部を乾燥させて乾燥剤を入れる乾燥保存法、又は満水にして薬剤を加える満水保存法による
    3. 3燃料を入れたまま放置する
    4. 4水を半分残して放置する
    5. 5そのまま圧力をかけ続ける
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    正解: 2 内部を乾燥させて乾燥剤を入れる乾燥保存法、又は満水にして薬剤を加える満水保存法による

    長期休止では内部腐食を防ぐため、乾燥保存法か満水保存法をとる。中途半端に水を残すのが最も腐食を招く。

    根拠: ボイラーの取扱い(自己完結)

  17. 問17

    一級ボイラー技士免許を受けることができる者の要件として、法令上正しいものはどれか。

    1. 1一級ボイラー技士免許試験に合格すれば、経験は不要である
    2. 2ボイラー取扱技能講習を修了した者
    3. 3ボイラー整備士免許を受けた者
    4. 4二級ボイラー技士免許を受けた後2年以上ボイラーを取り扱った経験がある者、又は当該免許を受けた後1年以上ボイラー取扱作業主任者としての経験がある者で、一級ボイラー技士免許試験に合格したもの
    5. 5二級ボイラー技士免許を受けた後5年以上ボイラーを取り扱った経験がある者
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    正解: 4 二級ボイラー技士免許を受けた後2年以上ボイラーを取り扱った経験がある者、又は当該免許を受けた後1年以上ボイラー取扱作業主任者としての経験がある者で、一級ボイラー技士免許試験に合格したもの

    ボイラー則第97条第2号は、一級ボイラー技士免許の要件として二級免許後2年以上の取扱経験(又は1年以上の作業主任者経験)と試験合格を定めている。

    根拠: ボイラー及び圧力容器安全規則 第97条

  18. 問18

    ボイラーにおける伝熱の形態として、正しい記述はどれか。

    1. 1金属壁の内部では対流によって熱が伝わる
    2. 2放射伝熱は空気がないと起こらない
    3. 3伝熱には伝導と対流の2形態しかない
    4. 4火炉内の火炎から炉壁への伝熱は主に対流で、煙管内は主に放射である
    5. 5火炉内の火炎から炉壁への伝熱は主に放射で、煙管内を流れる燃焼ガスから管壁への伝熱は主に対流である
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    正解: 5 火炉内の火炎から炉壁への伝熱は主に放射で、煙管内を流れる燃焼ガスから管壁への伝熱は主に対流である

    伝熱は伝導・対流・放射の3形態。火炎から炉壁へは主に放射、燃焼ガスから管壁へは主に対流、金属壁の中は伝導で熱が伝わる。

    根拠: ボイラーの構造(自己完結)

  19. 問19

    ボイラーの停止時に「ポストパージ」を行う目的として、最も適切なものはどれか。

    1. 1水位を上げる
    2. 2伝熱面のすすを落とす
    3. 3ボイラー水を抜く
    4. 4排ガス温度を上げる
    5. 5燃焼停止後に炉内・煙道に残る未燃ガスを排出し、次回点火時や停止中の爆発を防ぐ
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    正解: 5 燃焼停止後に炉内・煙道に残る未燃ガスを排出し、次回点火時や停止中の爆発を防ぐ

    ポストパージは停止後の炉内換気。プレパージ(点火前)と対をなす。

    根拠: 燃焼制御(自己完結)

  20. 問20

    スートブロー(すす吹き)を行うときの注意として、最も適切なものはどれか。

    1. 1水位が低いときに行う
    2. 2一箇所に長く吹き付けて確実にすすを落とす
    3. 3スートブロー前にドレンを十分に抜き、燃焼量の低い状態では行わず、一箇所に長時間吹き付けない
    4. 4ドレンを抜かずに湿り蒸気で行う
    5. 5燃焼を止めてから行う
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    正解: 3 スートブロー前にドレンを十分に抜き、燃焼量の低い状態では行わず、一箇所に長時間吹き付けない

    スートブローは負荷の高い燃焼が安定した状態で行い、事前にドレンを抜き、一箇所に長時間吹き付けない。燃焼量が低いときに行うと燃焼を悪化させる。

    根拠: ボイラーの取扱い(自己完結)

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