Particles and WavesPAW

第二種衛生管理者 一問一答 無料問題20問|解答・解説・根拠つき

アプリに収録している180問から、出題範囲をまんべんなく20問選びました。本試験問題の転載ではない独自問題です。答えと解説は、各問題の「答えを見る」を開くと表示されます。登録は要りません。

  1. 問1

    暑熱環境の評価に用いるWBGT(湿球黒球温度)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

    1. 1WBGTは、労働者が受ける暑熱環境による熱ストレスの評価に用いられる指標である。
    2. 2屋外で太陽照射がある場合のWBGTは、自然湿球温度、黒球温度及び乾球温度の値から算出する。
    3. 3屋内の場合又は屋外で太陽照射がない場合のWBGTは、自然湿球温度と黒球温度の値から算出する。
    4. 4WBGT基準値は、身体作業強度が大きくなるほど大きな値となる。
    5. 5暑熱環境に順化していない者に用いるWBGT基準値は、順化している者に用いる値より小さくなる。
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    正解: 4 WBGT基準値は、身体作業強度が大きくなるほど大きな値となる。

    WBGT基準値は「作業がきついほど低い」「順化していないほど低い」が原則。設問4は大小関係が逆である。

    根拠: 厚労省ガイドライン

  2. 問2

    総括安全衛生管理者に関する次の記述のうち、法令上、誤っているものはどれか。

    1. 1常時100人以上の労働者を使用する運送業の事業場では、総括安全衛生管理者を選任しなければならない。
    2. 2総括安全衛生管理者は、選任すべき事由が発生した日から14日以内に選任しなければならない。
    3. 3総括安全衛生管理者は、都道府県労働局長の免許を受けた者その他一定の資格を有する者のうちから選任しなければならない。
    4. 4総括安全衛生管理者が旅行、疾病、事故その他やむを得ない事由によって職務を行うことができないときは、代理者を選任しなければならない。
    5. 5都道府県労働局長は、労働災害を防止するため必要があると認めるときは、総括安全衛生管理者の業務の執行について事業者に勧告することができる。
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    正解: 3 総括安全衛生管理者は、都道府県労働局長の免許を受けた者その他一定の資格を有する者のうちから選任しなければならない。

    総括安全衛生管理者に資格要件はなく、「その事業の実施を統括管理する者」を充てる(安衛法10条2項)。工場長など事業場のトップを充てる趣旨であり、免許保有者から選任するのではない。

    根拠: 労働安全衛生法 第10条、労働安全衛生法施行令 第2条、労働安全衛生規則 第2条

  3. 問3

    呼吸に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

    1. 1呼吸は、肺で行われる肺呼吸(外呼吸)と、全身の組織で行われる組織呼吸(内呼吸)に分けられる。
    2. 2肺胞と毛細血管との間で行われるガス交換は、酸素と二酸化炭素の分圧差による拡散によって行われる。
    3. 3呼吸中枢は大脳皮質の運動野にあり、ここから呼吸筋に指令が送られている。
    4. 4呼吸運動は、横隔膜や肋間筋などの呼吸筋が収縮と弛緩を繰り返すことにより行われる。
    5. 5肺自体には筋肉がないため、肺が自力で膨張したり収縮したりすることはできない。
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    正解: 3 呼吸中枢は大脳皮質の運動野にあり、ここから呼吸筋に指令が送られている。

    呼吸中枢は延髄。「生命維持の中枢は延髄(呼吸・心臓・血管運動)」とまとめて覚える。大脳皮質・小脳・視床下部と取り違えさせる選択肢が定番。外呼吸/内呼吸の区別、拡散によるガス交換、肺に筋肉がないことも頻出。

    根拠: 標準生理学(確立知識)

  4. 問4

    換気に関する次の記述のうち、法令上又は労働衛生上、誤っているものはどれか。

    1. 1常時就業させる室の気積は、設備の占める容積及び床面から3メートルを超える高さにある空間を除き、労働者1人について10立方メートル以上としなければならない。
    2. 2人間の呼気には、酸素が約16パーセント、二酸化炭素が約4パーセント含まれている。
    3. 3新鮮な外気中の二酸化炭素濃度は、0.03から0.04パーセント程度である。
    4. 4必要換気量は、室内で作業する人の労働の強度によって増減する。
    5. 5室内の二酸化炭素濃度は、室内空気の汚染の程度を示す指標として用いられる。
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    正解: 1 常時就業させる室の気積は、設備の占める容積及び床面から3メートルを超える高さにある空間を除き、労働者1人について10立方メートル以上としなければならない。

    気積の算定で除くのは「設備の占める容積」と「床面から4メートルを超える高さの空間」。1人当たり10立方メートル以上が必要である。

    根拠: 事務所衛生基準規則 第2条

  5. 問5

    産業医の専属要件等に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。

    1. 1常時800人の労働者を使用する事業場では、業務の内容にかかわらず、専属の産業医を選任しなければならない。
    2. 2深夜業を含む業務に常時500人以上の労働者を従事させる事業場では、その事業場に専属の産業医を選任しなければならない。
    3. 3常時2,000人の労働者を使用する事業場では、2人以上の産業医を選任しなければならない。
    4. 4産業医は、事業場の規模にかかわらず、その事業場に専属の者でなければならない。
    5. 5事業者が法人の場合、当該法人の代表者は、事業場の運営に利害関係を有していても産業医として選任することができる。
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    正解: 2 深夜業を含む業務に常時500人以上の労働者を従事させる事業場では、その事業場に専属の産業医を選任しなければならない。

    専属産業医が必要なのは①常時1,000人以上、②安衛則13条1項3号イ〜カの業務(深夜業を含む業務等)に常時500人以上従事させる事業場。深夜業500人以上は専属産業医の要件であり、専任衛生管理者の要件ではない点も対比で押さえる。

    根拠: 労働安全衛生規則 第13条、労働安全衛生規則 第13条

  6. 問6

    血圧及び血流に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

    1. 1血圧は、血液が血管の壁を押し広げる力であり、心臓が収縮したときに最も高くなる。
    2. 2末梢血管の抵抗が増すと、血圧は上昇する。
    3. 3大動脈の内圧は、毛細血管の内圧よりも高い。
    4. 4血液が心臓から出て全身を回る間、血液の流れる速さは毛細血管において最も速くなる。
    5. 5全身の毛細血管では、血液と組織との間で酸素、二酸化炭素、栄養分、老廃物などの交換が行われる。
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    正解: 4 血液が心臓から出て全身を回る間、血液の流れる速さは毛細血管において最も速くなる。

    毛細血管は「細いから速い」ではなく「合計の断面積が最大だから最も遅い」。ホースを絞れば速いが、無数に枝分かれさせれば1本あたりは遅くなる、というイメージ。遅いことが物質交換にとって都合が良いという目的とセットで覚える。

    根拠: 標準生理学(確立知識)

  7. 問7

    次の細菌のうち、毒素型の食中毒の原因となるものの組合せは次のうちどれか。 A 黄色ブドウ球菌 B サルモネラ属菌 C ボツリヌス菌 D 腸炎ビブリオ

    1. 1A,B
    2. 2A,C
    3. 3A,D
    4. 4B,C
    5. 5C,D
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    正解: 2 A,C

    毒素型は黄色ブドウ球菌とボツリヌス菌、感染型はサルモネラ属菌・腸炎ビブリオ・カンピロバクターが代表である。

    根拠: 厚労省ガイドライン

  8. 問8

    雇入時の健康診断(労働安全衛生規則第43条)に関する次の記述のうち、法令上、誤っているものはどれか。

    1. 1対象となるのは、常時使用する労働者である。
    2. 2厚生労働大臣が定める基準に基づき、医師が必要でないと認めるときは、健康診断の項目を省略することができる。
    3. 3医師による健康診断を受けた後3月を経過しない者を雇い入れる場合、その者が当該健康診断の結果を証明する書面を提出したときは、相当する項目を省略できる。
    4. 4聴力の検査は、1,000ヘルツ及び4,000ヘルツの音について行う。
    5. 5健康診断の項目には、血糖検査及び心電図検査が含まれる。
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    正解: 2 厚生労働大臣が定める基準に基づき、医師が必要でないと認めるときは、健康診断の項目を省略することができる。

    雇入時健診は11項目すべてが原則必須で、定期健診のような医師判断による省略規定はない。例外は、健診後3月を経過しない者が結果証明書面を提出した場合の相当項目の省略のみ。

    根拠: 労働安全衛生規則 第43条、労働安全衛生規則 第44条

  9. 問9

    摂取した栄養素の消化に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

    1. 1炭水化物(糖質)は、消化酵素の働きによりブドウ糖などの単糖類に分解されて吸収される。
    2. 2タンパク質は、消化酵素の働きによりアミノ酸に分解されて吸収される。
    3. 3タンパク質は、膵液に含まれるアミラーゼの働きによりアミノ酸に分解される。
    4. 4脂肪は、消化酵素の働きにより脂肪酸とモノグリセリドに分解されて吸収される。
    5. 5水分、無機塩類、ビタミン類は、酵素による分解を受けずにそのまま吸収される。
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    正解: 3 タンパク質は、膵液に含まれるアミラーゼの働きによりアミノ酸に分解される。

    酵素と基質の対応を固定する。アミラーゼ→糖質、ペプシン/トリプシン→タンパク質、リパーゼ→脂肪。分解産物は「糖質→ブドウ糖」「タンパク質→アミノ酸」「脂肪→脂肪酸+モノグリセリド」。酵素名と基質を入れ替えるのが最頻出の誤り方。

    根拠: 標準生理学(確立知識)

  10. 問10

    「労働者の心の健康の保持増進のための指針」に示されているメンタルヘルスケアの四つのケアについて、次のA及びBに該当するケアの名称の組合せとして正しいものはどれか。 A 管理監督者が、職場環境等の改善や労働者からの相談への対応を行うもの B 産業医、衛生管理者、保健師等が、心の健康づくり対策の提言や労働者・管理監督者への支援を行うもの

    1. 1A セルフケア           B ラインによるケア
    2. 2A ラインによるケア        B 事業場外資源によるケア
    3. 3A セルフケア           B 事業場内産業保健スタッフ等によるケア
    4. 4A ラインによるケア        B 事業場内産業保健スタッフ等によるケア
    5. 5A 事業場内産業保健スタッフ等によるケア B 事業場外資源によるケア
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    正解: 4 A ラインによるケア        B 事業場内産業保健スタッフ等によるケア

    四つのケアは、①セルフケア(労働者自身)、②ラインによるケア(管理監督者)、③事業場内産業保健スタッフ等によるケア(産業医・衛生管理者・保健師等)、④事業場外資源によるケア(外部の専門機関等)。これらが継続的・計画的に行われることが重要である。

    根拠: 厚労省ガイドライン

    ここまで10問。アプリには全180問と本番形式の模試があります。

  11. 問11

    労働安全衛生法第66条の8の長時間労働者に対する面接指導に関する次の記述のうち、法令上、誤っているものはどれか。

    1. 1面接指導の対象となる時間の算定は、休憩時間を除き1週間当たり40時間を超えて労働させた場合におけるその超えた時間について行う。
    2. 2面接指導の対象となる労働者の要件は、時間外・休日労働時間が1月当たり100時間を超え、かつ、疲労の蓄積が認められる者であることとされている。
    3. 3面接指導は、要件に該当する労働者の申出により行うものとされている。
    4. 4超えた時間の算定は、毎月1回以上、一定の期日を定めて行わなければならない。
    5. 5事業者は、超えた時間が1月当たり80時間を超えた労働者に対し、速やかに、当該超えた時間に関する情報を通知しなければならない。
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    正解: 2 面接指導の対象となる労働者の要件は、時間外・休日労働時間が1月当たり100時間を超え、かつ、疲労の蓄積が認められる者であることとされている。

    法66条の8の面接指導の要件は、週40時間を超える労働時間の超過分が月80時間超で、かつ疲労の蓄積が認められること。該当者の申出により実施する。

    根拠: 労働安全衛生規則 第52条の2

  12. 問12

    腎臓に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

    1. 1腎臓の主な働きは血液を貯えることであり、体内の血液の約半分が常に腎臓に貯えられている。
    2. 2腎臓は、背中側に左右一対あるそら豆状の臓器である。
    3. 3腎臓は、体内の水分量や電解質のバランスを調節する働きをもつ。
    4. 4腎臓は、血液の酸性・アルカリ性の平衡を保つ働きに関与している。
    5. 5血液中のクレアチニンの値は、腎臓の機能の状態を知る指標として用いられる。
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    正解: 1 腎臓の主な働きは血液を貯えることであり、体内の血液の約半分が常に腎臓に貯えられている。

    腎臓は「ためる」臓器ではなく「ろ過して調節する」臓器。機能は①尿生成による老廃物排出②水分・電解質の調節③酸塩基平衡の維持。腎機能の血液指標はクレアチニンと尿素窒素の2つを覚える。

    根拠: 標準生理学(確立知識)

  13. 問13

    「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

    1. 1ディスプレイは、おおむね40センチメートル以上の視距離が確保できるようにする。
    2. 2ディスプレイ画面の明るさと、書類及びキーボード面の明るさ並びに周辺の明るさとの差は、できるだけ大きくする。
    3. 3ディスプレイ画面の上端は、眼の高さとほぼ同じか、やや下になる高さとする。
    4. 4書類上及びキーボード上における照度は、300ルクス以上とする。
    5. 5一連続作業時間が1時間を超えないようにし、次の連続作業までの間に10分から15分の作業休止時間を設ける。
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    正解: 2 ディスプレイ画面の明るさと、書類及びキーボード面の明るさ並びに周辺の明るさとの差は、できるだけ大きくする。

    情報機器作業では「視距離おおむね40センチメートル以上」「画面上端は眼の高さかやや下」「書類・キーボード上300ルクス以上」「明るさの差は小さく」「一連続作業1時間以内+10から15分の作業休止+小休止」が要点である。

    根拠: 厚労省ガイドライン

  14. 問14

    事務室の照度等に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。

    1. 1一般的な事務作業の作業面の照度は、500ルクス以上としなければならない。
    2. 2一般的な事務作業の照度は300ルクス以上、付随的な事務作業の照度は150ルクス以上としなければならない。
    3. 3付随的な事務作業の作業面の照度は、70ルクス以上とすれば足りる。
    4. 4室の照明設備は、1年以内ごとに1回、定期に、点検しなければならない。
    5. 5作業の区分は「精密な作業」「普通の作業」「粗な作業」の3区分とされている。
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    正解: 2 一般的な事務作業の照度は300ルクス以上、付随的な事務作業の照度は150ルクス以上としなければならない。

    現行の照度基準は一般的な事務作業300ルクス以上・付随的な事務作業150ルクス以上の2区分。照明設備の点検は6月以内ごとに1回行う。

    根拠: 事務所衛生基準規則 第10条、事務所衛生基準規則 第10条

  15. 問15

    大脳に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

    1. 1大脳の表面にある皮質は神経線維の集まりである白質であり、ここに感覚や思考の中枢がある。
    2. 2大脳の表面にある皮質は神経細胞体が集まった灰白質であり、感覚、運動、思考などの作用を支配する中枢がある。
    3. 3大脳の内側の髄質は、神経細胞体が集まった灰白質である。
    4. 4大脳の皮質と髄質はいずれも神経線維のみからなり、神経細胞体は脊髄にのみ存在する。
    5. 5大脳には機能の局在はなく、どの部分も同じ働きをしている。
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    正解: 2 大脳の表面にある皮質は神経細胞体が集まった灰白質であり、感覚、運動、思考などの作用を支配する中枢がある。

    「表面が灰白質(細胞体)、内側が白質(線維)」。大脳では外側に細胞体が並ぶ、と覚える(脊髄では逆になるので混同注意)。表と内、灰白質と白質を入れ替える選択肢が最頻出。

    根拠: 標準生理学(確立知識)

  16. 問16

    虚血性心疾患に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

    1. 1心筋梗塞は、心筋が一時的に酸素不足になるだけで、心筋の壊死は起こらない。
    2. 2虚血性心疾患は、心筋に血液を供給する大動脈が狭窄又は閉塞して起こる。
    3. 3狭心症の胸痛は、通常数分から10分程度で消えることが多い。
    4. 4虚血性心疾患の危険因子に、高血圧、喫煙及び脂質異常症は含まれない。
    5. 5運動負荷心電図検査は、虚血性心疾患の発見には役立たない。
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    正解: 3 狭心症の胸痛は、通常数分から10分程度で消えることが多い。

    虚血性心疾患は冠動脈の狭窄・閉塞による。狭心症は一時的な虚血で痛みは数分から10分、心筋梗塞は心筋の壊死で痛みが長時間持続する。

    根拠: 標準労働衛生学

  17. 問17

    年次有給休暇(労働基準法第39条)に関する次の記述のうち、法令上、誤っているものはどれか。

    1. 16年6箇月以上継続勤務した労働者(週所定労働日数5日)に付与される年次有給休暇の日数は、20労働日である。
    2. 2雇入れの日から起算して6箇月間継続勤務し、全労働日の9割以上出勤した労働者に対して、10労働日の有給休暇を与えなければならない。
    3. 3業務上負傷し、又は疾病にかかり療養のために休業した期間は、出勤率の算定上、出勤したものとみなされる。
    4. 4産前産後の女性が法第65条の規定によって休業した期間は、出勤率の算定上、出勤したものとみなされる。
    5. 5労使協定により、時間を単位として与えることができる有給休暇の日数は5日以内に限られる。
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    正解: 2 雇入れの日から起算して6箇月間継続勤務し、全労働日の9割以上出勤した労働者に対して、10労働日の有給休暇を与えなければならない。

    年休の付与要件は6箇月継続勤務+全労働日の8割以上出勤で10労働日。業務上傷病による休業、育児・介護休業、産前産後休業の期間は出勤とみなす。時間単位年休は労使協定により5日以内。

    根拠: 労働基準法 第39条

  18. 問18

    感覚及び感覚器に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

    1. 1眼は光、耳は音のように、感覚器はそれぞれ特定の刺激(適刺激)に対してのみ反応する。
    2. 2嗅覚は非常に鋭敏であるが、同一の臭気に対しては疲労(順応)しやすい。
    3. 3内臓の痛みは、皮膚の痛みに比べて感じ方が鈍く、その部位もはっきりしないことが多い。
    4. 4騒音による難聴は、通常、会話音域よりも高い音域から始まる。
    5. 5明順応は暗順応よりも長い時間を要し、明るい所に出てから数十分かかって順応が完了する。
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    正解: 5 明順応は暗順応よりも長い時間を要し、明るい所に出てから数十分かかって順応が完了する。

    暗い所に慣れるのは遅く、明るい所に慣れるのは速い。「トンネルに入ると長く見えない、出るとすぐ慣れる」という日常体験で向きを確認できる。騒音性難聴が高音域(4000Hz付近)から始まる点も頻出。

    根拠: 標準生理学(確立知識)

  19. 問19

    労働衛生管理に用いる統計に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

    1. 1有所見率とは、健康診断時に有所見と判定された者の割合をいい、ある時点の状態を示す静態データである。
    2. 2二つの事象の間に相関関係が認められれば、必ず因果関係があるといえる。
    3. 3発生率とは、一定期間に有所見等が発生した者の割合をいい、動態データである。
    4. 4スクリーニングレベルを低く設定すると、偽陽性となる者が多くなる。
    5. 5生体から得られた諸指標の分布は、必ずしも正規分布とはならない。
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    正解: 2 二つの事象の間に相関関係が認められれば、必ず因果関係があるといえる。

    有所見率は静態データ、発生率は動態データ。スクリーニングレベルを低く設定すると偽陽性が増える(見逃しは減る)。相関関係は因果関係を意味しない。

    根拠: 標準労働衛生学

  20. 問20

    就業規則を作成する場合において、必ず記載しなければならない事項(絶対的必要記載事項)に該当しないものは、次のうちどれか。

    1. 1安全及び衛生に関する事項
    2. 2始業及び終業の時刻に関する事項
    3. 3休日及び休暇に関する事項
    4. 4賃金の決定、計算及び支払の方法に関する事項
    5. 5退職に関する事項(解雇の事由を含む。)
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    正解: 1 安全及び衛生に関する事項

    絶対的必要記載事項は①始業・終業の時刻、休憩時間、休日、休暇、就業時転換、②賃金関係、③退職(解雇の事由を含む)。安全衛生、退職手当、表彰・制裁などは定めをする場合に記載する相対的必要記載事項。

    根拠: 労働基準法 第89条、労働基準法 第89条

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