Particles and WavesPAW

ITパスポート 過去問 15問|解答・解説つき(無料)

公開された本試験の問題から15問を選びました。答えと解説は、各問題の「答えを見る」を開くと表示されます。登録は要りません。

  1. 問1

    情報システムの企画、開発、運用、保守に関わるマネジメントとプロセスに対して、ITガバナンスにおける経営陣の活動として、評価、指示、モニターを実施する必要がある。ITガバナンスにおける経営陣の活動に関する記述として、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a 外部のコンサルタントに責任と権限を委譲し、戦略立案からモニタリングまで全面的に任せる。 b 情報システム戦略で想定した効果が、どの程度達成されているか確認するための情報を収集する。 c 情報システム戦略を実現するために、必要な責任と要員を組織に割り当てる。 d 情報システムの複数の将来像を想定し、外部の情報システムの専門家に比較分析を依頼して評価する。

    1. 1a, b, c
    2. 2a, c
    3. 3b, c
    4. 4b, c, d
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    正解: 4 b, c, d

    経営陣は評価・指示・モニターを担います。効果の情報収集、責任と要員の割当て、専門家の分析を使った評価は適切です。外部へ全面委任して責任まで手放すaは不適切です。

    根拠: IPA 令和8年度 ITパスポート試験 公開問題(加工)

  2. 問2

    生成AIを用いた生成物の取扱いに関して、既存の著作物の著作権者から許諾を得ることが必要となる可能性のあるものだけを、全て挙げたものはどれか。 a 好みのアーティストの楽曲に似た音楽が得られるように生成AIを用いて楽曲を生成し、その楽曲をインターネット上にアップロードし、無料で公開した。 b 好みのアーティストの楽曲に似た音楽が得られるように生成AIを用いて楽曲を生成し、その楽曲を自分のPC上に保管し、個人で視聴した。 c 生成AIで音楽を生成したところ、偶然好みのアーティストの楽曲に似た音楽が生成できたので、自分のPC上に保管し、個人で視聴した。

    1. 1a
    2. 2a, b
    3. 3a, b, c
    4. 4b, c
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    正解: 1 a

    aの公開は既存作品との類似性・依拠性等によって許諾が必要となり得ます。b・cの個人視聴とは利用の範囲が異なります。「無料なら公開してよい」とは限りません。

    根拠: IPA 令和8年度 ITパスポート試験 公開問題(加工)

  3. 問3

    ネットワークカメラの映像を第三者に閲覧されないためには、どの脅威への対策として、何を使用し続けないようにするのが適切か。

    1. 1DDoS攻撃への対策として、初期パスワードを使わない
    2. 2DDoS攻撃への対策として、有線回線を使わない
    3. 3不正侵入への対策として、初期パスワードを使わない
    4. 4不正侵入への対策として、有線回線を使わない
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    正解: 3 不正侵入への対策として、初期パスワードを使わない

    ネットワークカメラへの不正侵入を防ぐには、既知の初期パスワードを使い続けない対策が有効です。DDoSは主にサービス停止を狙う攻撃で、有線接続かどうかだけでは不正な閲覧を防げません。

    根拠: IPA 令和8年度 ITパスポート試験 公開問題(加工)

  4. 問4

    システム開発のプロジェクトマネジメントにおけるWBSの説明として、最も適切なものはどれか。

    1. 1クリティカルパス上の作業を記載したものである。
    2. 2主要な成果物に関する予定開始日と予定終了日を記載したものである。
    3. 3全ての成果物を作成するための作業を階層的に分解して記載したものである。
    4. 4プロジェクトで使用するツールを記載したものである。
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    正解: 3 全ての成果物を作成するための作業を階層的に分解して記載したものである。

    WBSは成果物を作成するための作業を階層的に分解したものです。クリティカルパス一覧、開始・終了日の工程表、利用ツールの一覧そのものではありません。

    根拠: IPA 令和8年度 ITパスポート試験 公開問題(加工)

  5. 問5

    製品やサービスの価値を機能とコストの関係で把握し、価値の向上をはかる“バリューエンジニアリング”という手法がある。バリューエンジニアリングにおける価値、機能、コストの関係性を示すものとして、適切なものはどれか。

    1. 1価値=機能/(コスト+機能)
    2. 2価値=機能/コスト
    3. 3価値=機能✕コスト
    4. 4価値=コスト/機能
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    正解: 2 価値=機能/コスト

    VEでは価値=機能÷コストと考えます。同じ機能ならコストが低いほど価値が高く、同じコストなら機能が高いほど価値が高くなります。積や逆数、分母に機能を足す式ではありません。

    根拠: IPA 令和8年度 ITパスポート試験 公開問題(加工)

  6. 問6

    キャリアアグリゲーションの説明として、適切なものはどれか。

    1. 1移動中に携帯電話が接続する基地局を切り替える技術
    2. 2携帯電話の通信のセキュリティ機能を高める技術
    3. 3複数の異なる周波数の電波を束ねることによって、無線通信を高速化する技術
    4. 4無線LANにおいて、アクセスポイントと呼ばれる基地局を経由して端末同士が通信を行う技術
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    正解: 3 複数の異なる周波数の電波を束ねることによって、無線通信を高速化する技術

    キャリアアグリゲーションは複数の周波数帯を束ねて通信を高速化します。基地局の切替えはハンドオーバー、暗号化等の安全機能や無線LANのインフラストラクチャ方式とは別です。

    根拠: IPA 令和8年度 ITパスポート試験 公開問題(加工)

  7. 問7

    ある企業でスマートフォン向けのアプリケーションソフトウェアの開発を計画しており、2週間ごとに新機能や不具合の修正を含めた新しいバージョンを繰り返しリリースすることにした。新機能の候補や不具合は一覧表で管理し、優先順位をつけて開発し、逐次リリースする方針にした。この開発に採用するソフトウェア開発モデルとして、最も適切なものはどれか。

    1. 1DevOps
    2. 2アジャイル
    3. 3ウォーターフォール
    4. 4リバースエンジニアリング
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    正解: 2 アジャイル

    短い周期で優先順位の高い機能を実装しリリースを繰り返す方針はアジャイル開発です。DevOpsは開発と運用の協調、ウォーターフォールは工程を順に進行、リバースエンジニアリングは既存システム等の解析です。

    根拠: IPA 令和8年度 ITパスポート試験 公開問題(加工)

  8. 問8

    個人情報保護法に規定された匿名加工情報の説明として、最も適切なものはどれか。

    1. 1厚生労働省や総務省統計局などが公開している統計情報を自社向けに加工し、自社の保有する情報とひも付けて新たな価値をもたせた情報
    2. 2個人情報のうち氏名を一定の規則に基づいて匿名化するが、元の個人情報への復元を担保した情報
    3. 3個人情報を法令に定める方法で匿名化し、復元できないようにしたもので、一定のルールの下で本人の同意なく利活用できる情報
    4. 4利用者から個人情報を収集する際に、氏名を取得せず個人番号などほかの情報で個人を識別できるようにして収集した情報
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    正解: 3 個人情報を法令に定める方法で匿名化し、復元できないようにしたもので、一定のルールの下で本人の同意なく利活用できる情報

    匿名加工情報は特定個人を識別できず、元の個人情報も復元できないよう法定の基準で加工した情報です。単なる氏名置換や番号付与では足りません。一定の義務の下で本人同意なしの第三者提供等が可能です。

    根拠: IPA 令和8年度 ITパスポート試験 公開問題(加工)

  9. 問9

    OSS (Open Source Software)のライセンスにおけるコピーレフトに関する記述として、適切なものはどれか。

    1. 1OSSの作成者が、ソフトウェアの著作権を放棄している。
    2. 2OSSの著作権者は、利用者がソフトウェアを利用することに対して金銭的な対価を要求しなければならない。
    3. 3OSSの利用者が改変して作成した派生ソフトウェアは、改変部分のソースコードを非公開としたまま、配布することができる。
    4. 4OSSの利用者が改変して作成した派生ソフトウェアを配布する場合には、元のOSSのライセンスと同じライセンスを適用しなければならない。
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    正解: 4 OSSの利用者が改変して作成した派生ソフトウェアを配布する場合には、元のOSSのライセンスと同じライセンスを適用しなければならない。

    コピーレフトでは、対象となる派生物を配布する際にも元と同じライセンス条件を適用することが求められます。著作権放棄や有償販売の義務ではありません。具体的な義務は各ライセンスで確認します。

    根拠: IPA 令和8年度 ITパスポート試験 公開問題(加工)

  10. 問10

    監査を会計監査、業務監査、情報セキュリティ監査、システム監査に分けたとき、システム監査に関する記述として、最も適切なものはどれか。

    1. 1業務で使用している情報の漏えいに関するリスクマネジメントが効果的に実施されていることの検証
    2. 2財務諸表の作成に至る業務全般に関して、不正や誤りがなく処理されていることの検証
    3. 3情報システムに係るリスクに対して、組織において適切に対応していることの検証
    4. 4情報システムの利用を含めた組織内の諸業務が組織の方針に従って、合理的かつ効率的に運用されていることの検証
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    正解: 3 情報システムに係るリスクに対して、組織において適切に対応していることの検証

    システム監査は情報システムに係るリスクへの組織の対応を検証するものです。情報漏えい中心の監査、財務諸表に関する監査、業務全般の合理性・効率性の監査と対象の中心が異なります。

    根拠: IPA 令和8年度 ITパスポート試験 公開問題(加工)

    ここまで10問。アプリには全100問と本番形式の模試があります。

  11. 問11

    サーバ上にインストールされたアプリケーションソフトウェアを、インターネット経由で利用者に提供する事業者、又はそのサービス形態として、適切なものはどれか。

    1. 1ASP
    2. 2ISP
    3. 3アウトソーシング
    4. 4データウェアハウス
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    正解: 1 ASP

    ASPはアプリケーションをネットワーク経由で提供する事業者・サービス形態です。ISPはインターネット接続、アウトソーシングは外部委託の総称、データウェアハウスは分析用に統合したデータ基盤です。

    根拠: IPA 令和8年度 ITパスポート試験 公開問題(加工)

  12. 問12

    ニューラルネットワークの学習に用いられるバックプロパゲーションで行われていることはどれか。

    1. 1各ノードの重みを調整して、誤差を小さくする。
    2. 2各ノードの重みを調整して、最適な活性化関数を選択する。
    3. 3ノードの数を変更して、誤差を小さくする。
    4. 4ノードの数を変更して、処理速度を高める。
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    正解: 1 各ノードの重みを調整して、誤差を小さくする。

    誤差逆伝播では出力誤差の情報を逆方向へ伝えて勾配を求め、重みを調整して誤差を小さくします。通常、この処理自体でノード数を変更したり活性化関数を選び直したりするわけではありません。

    根拠: IPA 令和8年度 ITパスポート試験 公開問題(加工)

  13. 問13

    システム監査において、各部署の外部媒体の管理状況について調査することにした。システム監査を、監査計画、予備調査、本調査、評価・結論のプロセスに分けて実施するとき、収集した結果に基づき、外部媒体の管理状況についての監査意見を検討するプロセスはどれか。

    1. 1監査計画
    2. 2予備調査
    3. 3本調査
    4. 4評価・結論
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    正解: 4 評価・結論

    集めた監査証拠を評価し、意見・結論をまとめるのは評価・結論の段階です。計画は対象や手順の策定、予備調査は概要の把握、本調査は証拠収集が中心です。

    根拠: IPA 令和8年度 ITパスポート試験 公開問題(加工)

  14. 問14

    大容量、頻繁な更新、多種多様という三つの要素をもつ情報資産を “ビッグデータ”と定義する考え方がある。このビッグデータを特徴づける三つの要素を総称して何というか。

    1. 13C
    2. 23D
    3. 33G
    4. 43V
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    正解: 4 3V

    ビッグデータの3VはVolume(量)、Velocity(速度)、Variety(多様性)です。マーケティングの3Cや立体表現の3D、移動通信世代の3Gではありません。

    根拠: IPA 令和8年度 ITパスポート試験 公開問題(加工)

  15. 問15

    デジタル署名やブロックチェーンで用いられるハッシュ関数には、SHA-256,SHA-512などがある。このようなハッシュ関数に関する記述として、適切なものはどれか。

    1. 1あるハッシュ関数を用いて得たハッシュ値を、そのハッシュ関数に入力することによって、元のデータを復元することができる。
    2. 2同じデータを異なるハッシュ関数にそれぞれ入力したとき、得られるハッシュ値は全て同じになる。
    3. 3同じハッシュ関数を用いる場合、入力したデータが同じであれば、得られるハッシュ値は常に同じになる。
    4. 4どのハッシュ関数にもそれぞれの逆関数が存在し、ハッシュ値から元のデータを復元することができる。
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    正解: 3 同じハッシュ関数を用いる場合、入力したデータが同じであれば、得られるハッシュ値は常に同じになる。

    同じハッシュ関数に同じ入力を与えると同じハッシュ値になります。暗号学的ハッシュは通常、元データを復元するための逆関数を持たず、異なる関数で同じ値になるとも限りません。

    根拠: IPA 令和8年度 ITパスポート試験 公開問題(加工)

続きの85問は、アプリで。

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出典はIPA「令和8年度 ITパスポート試験 公開問題・解答例」で、図表等を一部文章化し独自の解説を付けています。公開問題1セットであり全年度の過去問ではありません。模試の正答率は学習用で、本試験のIRT評価点を再現・換算しません。

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