クレーン・デリック運転士(クレーン限定)の学科試験は40問です。合格基準は「各科目40%以上、かつ合計60%以上」。
ここで多くの人が、合計60%を「40問中24問」と読み替えます。それが違います。科目ごとに配点が違うので、同じ24問正解でも点数が52点から68点まで開きます。
40問で100点。1問の重みが3点と2点に分かれる
| 科目 | 出題数 | 配点 | 1問あたり |
|---|---|---|---|
| クレーン及びデリックに関する知識 | 10問 | 30点 | 3点 |
| 関係法令 | 10問 | 20点 | 2点 |
| 原動機及び電気に関する知識 | 10問 | 30点 | 3点 |
| クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 | 10問 | 20点 | 2点 |
合計40問で100点です。合格には60点以上が要り、そのうえでどの科目も4問以上正解している必要があります。
3点の科目が20問、2点の科目が20問。この非対称が効きます。
24問正解で落ちる組み合わせ
各科目の4割という下限を全部満たしていても、こうなります。
- クレーン知識 4問 → 12点
- 原動機・電気 4問 → 12点
- 関係法令 8問 → 16点
- 力学 8問 → 16点
正解24問、4科目とも4問以上。しかし合計は56点で不合格です。
23問正解で受かる組み合わせ
逆にこうなります。
- 関係法令 4問 → 8点
- 力学 4問 → 8点
- クレーン知識 8問 → 24点
- 原動機・電気 7問 → 21点
正解23問、4科目とも4問以上。合計は61点で合格です。
1問少ないのに受かります。同じ努力量で結果が入れ替わるということです。
だから3点の科目を落とさない
戦略は単純になります。
クレーン知識と原動機・電気で稼ぐ。 この2科目は1問3点で、合わせて60点ぶんあります。ここを8割取れば48点で、残りは2点科目で12点を積めば合格圏です。
関係法令と力学は4割の下限だけ死守する。 1問2点なので、ここを満点にしても20点にしかなりません。時間の配分としては後回しでよく、ただし4問を切ると他が何点でも不合格になります。
力学を苦手にする人は多い科目ですが、配点上は2点科目です。捨てるのではなく、4問だけ確実に取るのが正しい扱いになります。
正答数ではなく配点で自分を見る
必要なのは「何問解けたか」ではなく「何点になるか」です。全体の正答率を見ていると、2点科目で稼いだ分を過大評価します。
私たちが作ったアプリでは、この配点をそのまま実装しています。

解いた問題を科目別に集計し、30/20/30/20の重みで得点に換算して、各科目40%・合計60%の基準で判定します。足りない科目は名指しで出ます。

5つの選択肢すべてに、なぜ誤りかの解説を付けています。
- オリジナル問題129問
- 配点どおりの合否シミュレーション
- 本試験形式の模試
- 一問一答は合計10問まで無料。買い切りで、サブスクではありません。広告なし
問題はクレーン等安全規則・関係法令と、安全衛生技術試験協会が公表する試験科目・出題数・配点をもとに独自に作成しています。公表試験問題の転載ではありません。
なお、この記事は受験者の多いクレーン限定を対象にしています。限定なしはデリックを含むぶん学科の範囲が変わります。
出典
- 公益財団法人 安全衛生技術試験協会(試験実施機関) https://www.exam.or.jp/introduction/h_shokai206
- 同 公表試験問題 https://www.exam.or.jp/lckohyo/
- e-Gov法令検索(クレーン等安全規則) https://laws.e-gov.go.jp/law/347M50002000034
受験資格・試験日程・申込方法は変わることがあります。正式な情報は必ず試験実施機関の公式サイトでご確認ください。本アプリは Particles and Waves が制作した非公式の学習アプリで、試験実施機関とは関係がなく、合格を保証するものでもありません。