Particles and WavesPAW

衛生管理者の受験を頼まれた総務と人事の方へ

会社から衛生管理者の受験を頼まれたら。第一種・第二種の選び方、受験資格、書類、費用、勤務の扱いを確認する5項目と、仕事の合間の学習方法。

「次の衛生管理者、お願いできますか」

そう言われたとき、気になるのは試験の難しさだけではありません。第一種と第二種のどちらを受けるのか。自分に受験資格はあるのか。給与計算や採用、月末の締めがあるなかで、いつ勉強するのか。

まずは、会社に確認することと、自分で進めることを分けてみましょう。

最初に確かめたいのは、勤務する事業場で必要な免許です。第一種はすべての業種、第二種は情報通信業や金融・保険業など一定の業種で選任できます。「自分は総務だから第二種」と決めず、事業場の業種を会社と確認してください。厚生労働省の衛生管理者の説明に、業種ごとの区分が載っています。

次は受験資格と書類です。代表的な受験資格には、学歴と労働衛生の実務経験の条件があります。総務という部署名や、会社に勤めた年数だけで判断せず、安全衛生技術試験協会の受験資格一覧で、自分の条件と必要書類を照合します。事業者証明書が必要な場合は、誰に作成を依頼するかも先に決めておくと進めやすくなります。

上司との相談には、次の5項目をそのままメモに使えます。

  1. 受けるのは第一種か第二種か。その事業場で必要な免許はどちらか。
  2. 受験資格と必要書類を確認できたか。証明書の依頼先は誰か。
  3. 希望する試験日と申込期限はいつか。繁忙期と重ならないか。
  4. 受験料や教材費の負担、試験日の勤務扱いはどうなるか。
  5. 取得後に担当する仕事と、引き継ぎを受ける相手は誰か。

試験日と申込方法は、試験協会の公式案内で確認できます。費用や勤務の扱いは、社内規程を確認して相談する項目です。

学習を始めたら、まず少量の問題を解き、「正解した問題」と「理由まで説明できる問題」を分けてみてください。たまたま選べた問題も、別の選択肢がなぜ違うのかを読むと、復習する場所が見えてきます。

例えば平日は昼休みに数問と解説、休日はまとまった演習、という分け方です。最初に決めた量が仕事と両立しなければ、解いた量と試験までの日数を見て調整します。必要な勉強時間は、これまでの経験や理解度によって変わります。

私たちParticles and Wavesは、こうした短い反復を支える「資格のキーホルダー」シリーズを作っています。衛生管理者アプリは、第一種300問・第二種180問を収録し、5つの選択肢それぞれに解説を付けています。実際の試験問題を転載したものではなく、独自の練習問題です。

まずはブラウザーで第一種の問題を3問試すこともできます。会員登録は不要です。解説の読み方が自分に合うか、確かめてみてください。

アプリ内では第一種と第二種を切り替えられます。種別ごとに累計10問と初回のハーフ模試1回が無料で、その後は種別ごとの買い切りです。フル模試や弱点復習は有料機能です。

試験の公式な案内と、日々の学習道具を使い分けて、最初の一歩を決める助けになればと思います。