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ITパスポートは総合600点では足りない。3分野それぞれに300点の下限がある

ITパスポート試験は100問120分のCBTで、合格には総合評価点600点(1000点満点)以上に加えて、ストラテジ・マネジメント・テクノロジの3分野すべてで300点以上が必要です。出題数がいちばん少ない分野ほど、取りこぼしが効きます。

ITパスポート試験は100問、試験時間は120分のCBTです。合格基準には2つの条件があります。

  1. 総合評価点が1000点満点中600点以上
  2. 分野別評価点が、3分野それぞれ1000点満点中300点以上

片方だけでは足りません。総合で600点を超えていても、1分野が300点に届かなければ不合格になります。

出題数が少ない分野ほど、取りこぼしが効く

3分野の出題数は同じではありません。IPAが公開した令和8年度の問題を数えると、内訳はこうなっています。

分野公開セットの問数
テクノロジ系46問
ストラテジ系34問
マネジメント系20問

マネジメント系はテクノロジ系の半分以下です。にもかかわらず、下限は3分野とも同じ300点。出題が少ない分野は、1問の取りこぼしが分野別評価点に響きやすくなります。

(評価点はIRTで算出されるため、正答率と点数は単純な比例関係ではありません。ここで言えるのは「問数が少ない分野ほど余裕が小さい」という方向だけです。)

多くの人はテクノロジ系を不安がって、そこに時間を集中させます。ところが落ちるときに効くのは、手薄なまま放置したマネジメント系20問のほうだったりします。プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、システム監査。範囲は狭いので、狭いうちに埋めるのが合理的です。

アプリでの扱い

ITパスポートアプリのホーム画面

3分野それぞれの到達度を表示します。総合の正答率だけを見ていると気づけない偏りを、分野別に出します。

全選択肢に解説がつく

4つの選択肢すべてに、なぜ誤りかの解説を付けています。「DDoS攻撃と不正侵入を取り違えている」「経営陣の責任まで外部に委ねてしまっている」のように、選択肢が誤りである理由そのものを読めるようにしました。

100問・120分のフル模試

  • IPA公開問題100問(ストラテジ34/マネジメント20/テクノロジ46)
  • 100問・120分のフル模試と50問のハーフ模試
  • 弱点ループ、未出題のみの出題、試験日から逆算する学習計画
  • 一問一答は累計10問まで無料。買い切りで、サブスクではありません。広告なし

収録しているのは公開問題1セットで、全年度の過去問やシラバスの全論点を収録したものではありません。分野ごとの問数もこの公開セットの内訳であって、本試験すべての回の固定配分ではありません。模試や到達度は学習用の正答率で、本試験のIRT評価点を再現・換算するものではありません。2027年度の新試験制度案への対応を示すものでもありません。

出典

IPAの公開問題をもとに図表等を一部文章化し、独自の解説を付けています。IPAは著作権を放棄していません。本アプリはIPAの公式アプリではなく、推薦・監修を受けたものでもありません。試験日程・申込方法・出題範囲は変わることがあります。正式な情報は必ず試験実施機関でご確認ください。合格を保証するものではありません。