1級の施工管理技術検定には、第一次検定で「全体」と「応用能力」の2つの基準がある種目があります。その応用能力の線は、種目ごとに違います。
国土交通省の「令和8年度技術検定の合格基準について」から抜き出すと、こうなります。
| 1級の種目 | 第一次検定(全体) | 施工管理法(応用能力) |
|---|---|---|
| 土木施工管理 | 60%以上 | 60%以上 |
| 建築施工管理 | 60%以上 | 60%以上 |
| 電気工事施工管理 | 60%以上 | 50%以上 |
| 管工事施工管理 | 60%以上 | 50%以上 |
1級電気工事施工管理の応用能力は**50%**です。他の種目の記事や体験談で「応用能力は6割」と読んだ数字を、そのまま当てはめないようにします。
89問から60問を解く。応用能力は午後の最初の6問
令和8年度の問題用紙の注意事項では、こうなっています。
| 部 | 問題番号 | 解き方 | 解く数 |
|---|---|---|---|
| 午前 | No.1〜No.6 | 必須 | 6問 |
| 午前 | No.7〜No.12 | 6問から選ぶ | 4問 |
| 午前 | No.13〜No.44 | 32問から選ぶ | 14問 |
| 午前 | No.45〜No.52 | 8問から選ぶ | 5問 |
| 午前 | No.53〜No.54 | 必須 | 2問 |
| 午後 | No.55〜No.60 | 必須(施工管理法・応用能力) | 6問 |
| 午後 | No.61〜No.67 | 必須 | 7問 |
| 午後 | No.68〜No.76 | 9問から選ぶ | 6問 |
| 午後 | No.77〜No.89 | 13問から選ぶ | 10問 |
| 合計 | 60問 |
午前は31問、午後は29問です。選択問題は、指定数より多く解くと減点されます。
3問の線を計算で確かめる
公表されている1問ごとの配点はないので、ここでは1問を同じ重さとして数えます。
- 全体の60% 60問 × 0.6 = 36問
- 応用能力の50% 6問 × 0.5 = 3問
もし土木・建築と同じ60%なら、6問 × 0.6 = 3.6で、4問が要るところです。電気は3問で届きます。
一方で、6問しかないので1問の重さは大きくなります。応用能力以外の54問を全問正解し、応用能力が2問だったとします。合計は56問、全体の93.3%です。それでも応用能力が3問に届かないので不合格です。
アプリでの扱い
「資格のキーホルダー」の1級電気工事施工管理コースは、この時間割と選び方を模試で再現しています。
- 独自問題445問を、各89問の5回分の模試にまとめています
- 午前の部(問1〜54・150分)と午後の部(問55〜89・120分)に分かれ、各群の指定数どおりに60問を選んで解きます。午前の150分が終わると午後が続けて始まり、先に午後へ進むことはできません(昼休みは再現しません)
- 応用能力(問55〜60)はアプリでは五肢択一、その他は四肢択一で作っています
- 全体36点(60%)以上かつ応用能力6問中3問以上を、練習の目標として表示します。各1点の60点満点として数えます(公式の個問配点を推定したものではありません)
- 半分の模試は第1回から編集した固定30問(うち応用能力3問)で、目標は18点かつ応用能力2問以上
- 法令は2026年1月1日を基準にしています
問題は独自に作成したもので、公表過去問の原文・原図は収録していません。正答率は練習の目安で、合否を保証しません。
復習の進め方を読む
模試の結果を「全体」と「応用能力(問55〜60)」に分けて見ます。応用能力は6問なので、1問ずつ解説を読み、どの記述で判断を誤ったかを書き出してから、次の回の模試で同じ論点を確かめます。
いまの勉強から、次の学びへ
いま目指す資格から、その次の挑戦まで。
「資格のキーホルダー」は、さまざまな資格を1つのアプリで学べる問題集です。このコースの最初の10問は無料。全問題・模試はこの資格専用の買い切りで、2級電気工事施工管理や電気工事士の購入とは別です。購入対象・価格はアプリ内で確認できます。
App Storeで見る Google Playで見る出典
- 国土交通省「令和8年度技術検定の合格基準について」 https://www.mlit.go.jp/tochi_fudousan_kensetsugyo/const/content/001984499.pdf
- 建設業振興基金 令和8年度1級電気工事施工管理技術検定 第一次検定問題(午前の部・午後の部) https://www.fcip-shiken.jp/pdf/r08_1dg_mondai.pdf
受検資格・試験日程・出題の数は年度で変わることがあります。正式な情報は必ず試験実施機関でご確認ください。本記事とアプリは Particles and Waves が制作した非公式の学習教材で、試験実施機関とは関係がなく、合格を保証するものでもありません。