電験三種(第三種電気主任技術者試験)は、理論・電力・機械・法規の4科目で、科目ごとに合否が決まります。4科目すべてに合格すれば試験は合格です。一部の科目だけ合格した場合は「科目合格」になります。
電気技術者試験センターの受験案内には、これに加えて、見落とすと結果が変わる条件が書かれています。
科目の免除対象者の方であっても、自動的には科目の試験免除にはなりません
4科目そろっても合格にならない例
受験案内には、次の例が載っています。
3科目の科目合格を有する方が、科目の免除申請をせずに受験申込みを行い、科目合格をしていない科目のみを受験して科目合格となった場合、この時点で科目合格が4科目になりますが、試験は合格となりません。
残りの1科目だけ受けて合格しても、申込のときに3科目の免除を申請していなければ、試験の合格にはなりません。免除の権利を使うには、申込にあわせて「試験免除の申請」が必要です。なお、申請しなかった回があっても、次回以降に免除期間が残っていれば、その権利は失われません。
免除は最大で連続5回
科目合格すると、申請により最大で連続5回まで、その科目の試験免除を受ける権利が得られます。試験は上期・下期に分かれていて、受験案内の表はこうなっています。
| 科目合格した回 | 免除期間 |
|---|---|
| 令和6年度 上期 | 令和8年度 下期まで |
| 令和6年度 下期 | 令和9年度 上期まで |
| 令和7年度 上期 | 令和9年度 下期まで |
| 令和7年度 下期 | 令和10年度 上期まで |
| 令和8年度 上期 | 令和10年度 下期まで |
| 令和8年度 下期 | 令和11年度 上期まで |
令和6年度上期に合格した場合、その次の回から数えると、令和6年度下期・令和7年度上期・令和7年度下期・令和8年度上期・令和8年度下期の5回です。表の「まで」は、合格した回の次から5回目にあたります。
合格基準と解答数
| 科目 | 解答数 | CBT方式の試験時間 |
|---|---|---|
| 理論 | A問題14題、B問題3題(選択問題を含む) | 90分 |
| 電力 | A問題14題、B問題3題 | 90分 |
| 機械 | A問題14題、B問題3題(選択問題を含む) | 90分 |
| 法規 | A問題10題、B問題3題 | 65分 |
解答方式は五肢択一で、B問題は1問の中に小問が二つあります。合格基準は各科目とも原則60点で、試験の難易度等から調整する場合があります。
アプリでの扱い
「資格のキーホルダー」の電験三種コースは、4科目を科目ごとの模試で練習します。
- 理論・電力・機械・法規の独自問題400小問
- 各科目5回、計20回分の模試。各科目の採点は100点満点
- 理論・機械は問17と問18を大問ごとに一つ選びます。共通条件を読み、全問を提出してから答え合わせをします
- 制限時間は設定していません
- 科目合格の繰越・免除や、本試験の基準調整は再現していません。免除の申請は受験案内に沿ってご自身で行ってください
過去問題の原文・原図は収録していません。法令問題は設問に記載した基準日を使います。学習結果は本試験の合否や実設備の安全・適法性を保証しません。
復習の進め方を読む
まず、科目合格している科目と、その免除期間を受験案内の表で確かめ、次の申込で免除を申請する科目を書き出します。そのうえで、受験する科目の模試だけを解き、100点満点の点数で60点との差を見ます。
いまの勉強から、次の学びへ
いま目指す資格から、その次の挑戦まで。
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App Storeで見る Google Playで見る出典
- 一般財団法人 電気技術者試験センター 令和8年度第三種電気主任技術者下期試験 受験案内(科目と解答数・出題形式・合格基準・科目免除・試験時間) https://www.shiken.or.jp/chief/upload/r08_T2_Examination_Guide1102.pdf
- 同 第三種電気主任技術者試験 試験概要(試験科目・科目別合格制度) https://www.shiken.or.jp/chief/third/overview/
受験資格・試験日程・申込方法・免除の扱いは変わることがあります。正式な情報は必ず試験実施機関でご確認ください。本記事とアプリは Particles and Waves が制作した非公式の学習教材で、試験実施機関とは関係がなく、合格を保証するものでもありません。