Particles and WavesPAW

クレーン・デリック運転士の「限定なし」は、クレーン限定の免許があれば学科2科目と実技が免除される

クレーン・デリック運転士(限定なし)の学科は、クレーン限定と同じ4科目40問・2時間30分で、範囲にデリックが加わります。クレーン限定の免許を持つ人は、原動機・電気と力学の2科目と実技が免除され、残る2科目(配点の合計50点)を受けます。

クレーン・デリック運転士には、「限定なし」「クレーン限定」「床上運転式クレーン限定」があります。限定なしは、すべてのクレーンとデリックを運転できる免許です。デリックは主に建設現場等で使われます。

クレーン限定の学科の配点(30/20/30/20)は別の記事にまとめました。この記事は、限定なしで何が加わり、何が免除されるかの話です。

限定なしとクレーン限定で、学科の形は同じ

限定なしクレーン限定
科目・配点4科目各10問(30・20・30・20点)同じ
試験時間2時間30分2時間30分
学科の範囲クレーン関係知識・デリック関係知識・クレーン関係法令・デリック関係法令デリック関係知識・デリック関係法令は除く

問題数も時間も同じです。違うのは範囲で、限定なしは「クレーン及びデリックに関する知識」と「関係法令」に、デリックの分が加わります。

クレーン限定の免許があると、2科目と実技が免除

安全衛生技術試験協会の免除科目の表では、クレーン限定の免許を持つ人(旧クレーン運転士免許を含む)が限定なしを受けると、

  • 学科:「原動機及び電気に関する知識」と「力学に関する知識」が免除
  • 実技:全部免除(学科試験のみ受験すればよい)

になります。2科目免除者の試験時間は1時間15分です。

残るのは、デリックが加わる2科目、つまり**クレーン及びデリックに関する知識(10問・30点)と関係法令(10問・20点)**です。

残る2科目の点の目安

協会の合格基準は「科目ごとの得点が40%以上で、かつ、その合計が60%以上」です。科目免除がある人の合計を何点満点で見るかは、協会の紹介ページには書かれていません(2026年11月7日確認)。正式な扱いは協会に確かめてください。

確かなのは、科目ごとの40%です。

  • 知識:30 × 0.4 = 12点(4問)
  • 法令:20 × 0.4 = 8点(4問)

ここから先は目安です。受ける2科目の合計(30 + 20 = 50点)で60%を見るとすると、30点が要ります。1問あたりは、知識が3点、法令が2点です。

  • 知識6問(18点)+法令6問(12点)=30点:目安に届く
  • 知識4問(12点)+法令8問(16点)=28点:目安に届かない(12問正解でも30点に足りない)

この見方では、正解数が同じ12問でも、3点の知識で取るか、2点の法令で取るかで差が出ます。デリックが加わるのは、ちょうどこの2科目です。

なお、クレーン限定の学科に合格して1年以内の人(免許はまだ)も、同じく原動機・電気と力学が免除されますが、実技は免除されません。自分がどの行に当たるかは、協会の免除科目の表で確かめてください。

アプリで練習する

「資格のキーホルダー」のクレーン・デリック運転士(限定なし)コースは、クレーン限定の範囲に、デリックの型式・旋回・取扱い・関係法令の問題を加えた独自問題217問です。

  • クレーン及びデリック51問・関係法令65問・原動機及び電気50問・力学51問
  • どの問題も、5つの選択肢それぞれに解説があります
  • 模試は4科目40問・150分で、30/20/30/20点の配点、各科目40%・合計60%で判定します

科目の免除(クレーン限定の免許を持つ人の原動機・電気と力学など)は、模試に反映していません。免除を受ける人は、知識と法令の2科目の得点だけを取り出して、上の目安(2科目50点のうち30点、知識12点・法令8点)で見てください。実技試験は収録していません。

復習の進め方を読む

クレーン限定の免許があるかを確かめます。あれば、模試の結果から知識と法令の2科目だけを取り出し、知識12点・法令8点を下回っていないか、2科目で30点の目安に届くかを見ます。届かなければ、デリックの問題から解き直します。

いま目指す資格から、その次の挑戦まで。

「資格のキーホルダー」は、さまざまな資格を1つのアプリで学べる問題集です。合格後のステップアップや、仕事に関わる別の資格の勉強にも。キャリアの節目ごとに、使い慣れたアプリで次の学びを始められます。

このコースの最初の10問は無料。全問題・模試は資格ごとの買い切りです。限定なしとクレーン限定は別の購入対象です。購入はiOSとAndroidの間で引き継がれません。購入対象・価格はアプリ内で確認できます。

App Storeで見る Google Playで見る

問題はクレーン等安全規則などの法令と、安全衛生技術試験協会が公表する試験科目・出題数・配点をもとに独自に作成しています。公表試験問題の転載ではありません。

出典

2026年11月7日確認。

受験資格・試験日程・申込方法・配点は変わることがあります。正式な情報は必ず試験実施機関の公式サイトでご確認ください。本記事とアプリは Particles and Waves が制作した非公式の学習教材で、試験実施機関とは関係がなく、合格を保証するものでもありません。理解の速さや合格への効果は測定していません。