1級土木施工管理の第一次検定には、合格基準が2つあります。国土交通省の「令和8年度技術検定の合格基準について」では、こう示されています。
- 第一次検定(全体) 得点が60%以上
- 施工管理法(応用能力) 得点が60%以上
全体で6割を超えても、応用能力で6割に届かなければ不合格です。
101問から70問を解く。応用能力の15問は全員が解く
令和8年度の問題用紙の注意事項では、解く問題が次のように決まっています。
| 問題 | 問題番号 | 解き方 | 解く数 |
|---|---|---|---|
| 問題A | No.1〜No.5 | 必須 | 5問 |
| 問題A | No.6〜No.20 | 15問から選ぶ | 12問 |
| 問題A | No.21〜No.54 | 34問から選ぶ | 10問 |
| 問題A | No.55〜No.66 | 12問から選ぶ | 8問 |
| 問題B | No.1〜No.20 | 必須 | 20問 |
| 問題B | No.21〜No.35 | 必須(施工管理法・応用能力) | 15問 |
| 合計 | 70問 |
選択問題は、指定数より多く解くと減点されます。
63問正解で落ちる計算
公表されている1問ごとの配点はないので、ここでは1問を同じ重さとして数えます。
- 全体の60% 70問 × 0.6 = 42問
- 応用能力の60% 15問 × 0.6 = 9問
応用能力以外の55問を全問正解し、応用能力が8問だったとします。合計は63問、全体の90%です。それでも応用能力が9問に届かないので不合格になります。
逆に、合格に必要な最少は42問です。ただし、そのうち9問以上が応用能力でなければなりません。
応用能力は、消去法が効きにくい形で出る
令和8年度の問題Bでは、応用能力の15問が3つの形で出ています。
- 文章の空欄に当てはまる語句の組合せ
- 4つの記述のうち、適当なものの数
- 記述のうち、適当なもののみを全てあげている組合せ
「適当なものの数」は、4つの記述をすべて判断しないと答えが決まりません。明らかな誤りを1つ見つけても、選択肢は絞れません。正しい記述と誤った記述を、1つずつ言い切れるかが問われます。
アプリでの扱い
「資格のキーホルダー」には、1級土木施工管理(第一次検定)のコースがあります。
- 模試は本試験の解答数に合わせた70問
- 全体60%以上に加え、応用能力60%以上を練習の目標として表示
- 第二次検定は収録していません
2026年11月に公開した iPhone 版 1.0.8 で、このコースを作り直しました(2026年11月8日追記)。
- 2級と同じだった問題を除き、1級の水準の問題に入れ替えました。収録は計440問です(1級の水準で作った問題230問、計算演習24問、資格のキーホルダーだけの問題186問)
- 応用能力の94問は、すべて上で見た本試験の3つの形(数・全て・語句の組合せ)です
Android 版(いまは 1.0.6)には、この作り直しはまだ入っていません。Android 版の応用能力の問題は、本試験の形とそろっていないものがあります。
問題は独自に作成したもので、本試験問題の転載ではありません。正答率は練習の目安で、合否を保証しません。
復習の進め方を読む
模試の結果を「全体」と「応用能力」に分けて見ます。応用能力で間違えた問題は、記述のどれを読み違えたかを解説で確かめます。
いまの勉強から、次の学びへ
いま目指す資格から、その次の挑戦まで。
「資格のキーホルダー」は、さまざまな資格を1つのアプリで学べる問題集です。土木施工管理は1級と2級を1つの購入でまとめて学べます。このコースの最初の10問は無料。全問題・模試は資格ごとの買い切りです。購入対象・価格はアプリ内で確認できます。
App Storeで見る Google Playで見る出典
- 国土交通省「令和8年度技術検定の合格基準について」 https://www.mlit.go.jp/tochi_fudousan_kensetsugyo/const/content/001984499.pdf
- 全国建設研修センター 令和8年度1級土木施工管理技術検定 第一次検定 問題A https://www.jctc.jp/wjctcp/wp-content/uploads/2026/07/20260706d_mondaia.pdf
- 同 問題B https://www.jctc.jp/wjctcp/wp-content/uploads/2026/07/20260706d_mondaib.pdf
受検資格・試験日程・出題の数は年度で変わることがあります。正式な情報は必ず試験実施機関でご確認ください。本記事とアプリは Particles and Waves が制作した非公式の学習教材で、試験実施機関とは関係がなく、合格を保証するものでもありません。