1級管工事施工管理の第一次検定には、合格基準が2つあります。国土交通省の「令和8年度技術検定の合格基準について」では、こう示されています。
- 第一次検定(全体) 得点が60%以上
- 施工管理法(応用能力) 得点が50%以上
応用能力の線が50%なのは、1級の土木・建築(60%)と違う点です。そしてこの応用能力の8問は、すべて正解が二つある問題です。
応用能力は、問題BのNo.22〜No.29
令和8年度の問題用紙の注意事項では、解く問題がこう決まっています。
| 問題 | 問題番号 | 解き方 | 解く数 |
|---|---|---|---|
| 問題A | No.1〜No.14 | 必須 | 14問 |
| 問題A | No.15〜No.37 | 23問から選ぶ | 12問 |
| 問題A | No.38〜No.44 | 必須 | 7問 |
| 問題B | No.1〜No.9 | 必須 | 9問 |
| 問題B | No.10〜No.21 | 12問から選ぶ | 10問 |
| 問題B | No.22〜No.29 | 必須(施工管理法・応用能力) | 8問 |
| 合計 | 60問 |
問題Bには、こう書かれています。
問題番号No.22からNo.29までの問題の正解は、1問について二つです。 1問について、一つだけぬりつぶしたものや、三つ以上ぬりつぶしたものは、正解となりません。
4問の線を計算で確かめる
公表されている1問ごとの配点はないので、ここでは1問を同じ重さとして数えます。
- 全体の60% 60問 × 0.6 = 36問
- 応用能力の50% 8問 × 0.5 = 4問
応用能力以外の52問を全問正解し、応用能力が3問だったとします。合計は55問、全体の91.7%です。それでも応用能力が4問に届かないので不合格です。
ここで効いてくるのが答え方です。8問のうち「二つのうち一つは当たっていた」問題は、正解の数に入りません。手応えで「半分くらいは取れた」と感じても、二つとも合った問題が4問なければ届きません。
| 状況 | 正解の組を引く確率 |
|---|---|
| 根拠なく二つ選ぶ(4肢から2つの組は6通り) | 6分の1(16.7%) |
| 一つは確実に分かり、残り3肢から1つ選ぶ | 3分の1(33.3%) |
アプリでの扱い
「資格のキーホルダー」の1級管工事施工管理コースは、この時間割と答え方を模試で再現しています。
- 独自問題365問を、各73問の5回分の模試にまとめています
- 午前の部(問題AのNo.1〜44・150分)と午後の部(問題BのNo.1〜29・120分)に分かれ、各群の指定数どおりに60問を選んで解きます。午前の150分が終わると午後が続けて始まります(昼休みは再現しません)
- 問題BのNo.22〜29にあたる応用能力の問題(計40問)は、4つの選択肢から2つを選び、2つとも合っているときだけ1点です。その他は四肢択一
- 全体36点(60%)以上かつ応用能力8問中4問以上を、練習の目標として表示します
- 半分の模試は第1回から編集した固定30問(うち応用能力4問)で、目標は18点かつ応用能力2問以上
問題は独自に作成したもので、公表過去問の原文・原図は収録していません。正答率は練習の目安で、合否を保証しません。
復習の進め方を読む
模試の結果を「全体」と「応用能力」に分けて見ます。応用能力は、一つだけ当たった問題も間違いとして数え、4つの記述それぞれを「正しい」「誤り」「判断できなかった」に分けてから解説を読みます。
いまの勉強から、次の学びへ
いま目指す資格から、その次の挑戦まで。
「資格のキーホルダー」は、さまざまな資格を1つのアプリで学べる問題集です。このコースの最初の10問は無料。全問題・模試はこの資格専用の買い切りで、2級管工事施工管理などの購入とは別です。購入対象・価格はアプリ内で確認できます。
App Storeで見る Google Playで見る出典
- 国土交通省「令和8年度技術検定の合格基準について」 https://www.mlit.go.jp/tochi_fudousan_kensetsugyo/const/content/001984499.pdf
- 全国建設研修センター 令和8年度1級管工事施工管理技術検定 第一次検定 試験問題A https://www.jctc.jp/wjctcp/wp-content/uploads/2026/09/20260907k_mondaia.pdf
- 同 試験問題B https://www.jctc.jp/wjctcp/wp-content/uploads/2026/09/20260907k_mondaib.pdf
受検資格・試験日程・出題の数は年度で変わることがあります。正式な情報は必ず試験実施機関でご確認ください。本記事とアプリは Particles and Waves が制作した非公式の学習教材で、試験実施機関とは関係がなく、合格を保証するものでもありません。