消防設備士の甲種第4類(甲4)は、自動火災報知設備やガス漏れ火災警報設備などの工事・整備・点検ができる免状です。
電気工事士の免状を持っている人は、甲4の筆記の多くが免除されます。45問のうち22問が免除され、残りは法令15問と規格8問の23問です。 1問の重みは100÷45=約2.2%から、100÷23=約4.3%へ、約2倍になります。
何が免除されるか
甲4の筆記は、法令15問(共通8・類別7)、基礎的知識(電気)10問、構造・機能・工事・整備20問(電気12・規格8)です。
| 持っている免状・資格 | 免除される筆記 | 残る筆記 | 実技で免除される問題 | 試験時間 |
|---|---|---|---|---|
| なし(一般) | なし | 45問 | なし | 3時間15分 |
| 電気工事士 | 基礎的知識10問・構造等の電気12問 | 23問 | 鑑別等のうち1問 | 2時間30分 |
| 電気主任技術者 | 基礎的知識10問・構造等の電気12問 | 23問 | なし | 2時間30分 |
| 甲種1〜3類・5類のいずれか | 法令の共通8問 | 37問 | なし | 3時間00分 |
製図2問は、どの行でも免除されません。
規格8問が、そのまま1科目になる
免除のあとに残る「構造・機能・工事・整備」は、規格の8問だけです。科目ごとの40%は、この8問に対してかかります。
| 科目 | 残る問題数 | 必要な正答 | 落とせる数 |
|---|---|---|---|
| 消防関係法令 | 15 | 6 | 9 |
| 構造・機能・工事・整備(規格) | 8 | 4(8×0.4=3.2) | 4 |
| 全体 | 23 | 14(23×0.6=13.8) | 9 |
規格を5問落とすと、法令が満点でも不合格です。免除なしなら構造の科目は20問中8問で足り、規格が苦手でも電気で補えました。電気工事士の免除を使うと、その補い方ができなくなります。
全体の14問にも注意します。規格の下限4問ちょうどなら、法令は15問中10問が要ります。
実技は免除が小さい
電気工事士の免除は、実技では鑑別等の1問だけです(電気主任技術者は実技の免除なし)。鑑別等4問と製図2問は残ります。実技は7問中6問が残り、こちらも60%以上が要ります。筆記が23問に減っても、実技の準備は減らないと考えてください。
アプリで練習する
私たちParticles and Wavesが作っている「資格のキーホルダー」には、甲4のコースがあります。
- 独自問題327問(法令86問・電気の基礎知識75問・構造・機能・工事・整備145問・製図を択一で練習する問題21問)(iPhone 版 1.0.8。Android 版 1.0.6 は251問のまま)
- どの問題も、4つの選択肢それぞれに解説があります
- 模試は筆記と同じ構成(45問、ハーフ23問)で、各科目40%・全体60%で判定します
鑑別等の問題は収録していません。製図は、iPhone 版 1.0.8 で択一の形の練習を足しましたが、本番は記述式・図面作成です。実技は公式の案内と別の教材で準備してください。
模試は免除なしの構成です。電気工事士の免除を申請する人は、「科目別ドリル」で法令と構造・機能を解き、構造・機能のうち規格の問題で正答率を確かめてください。
復習の進め方を読む
電気工事士の免除を申請する人は、規格の問題を8問中4問以上、法令を15問中6問以上、合わせて23問中14問以上を目安にします。実技の準備は、筆記の目安に届いてから並行して始めます。
いま目指す資格から、その次の挑戦まで。
「資格のキーホルダー」は、さまざまな資格を1つのアプリで学べる問題集です。合格後のステップアップや、仕事に関わる別の資格の勉強にも。キャリアの節目ごとに、使い慣れたアプリで次の学びを始められます。
このコースの最初の10問は無料。全問題・模試は資格ごとの買い切りです。甲4と乙4は別の購入対象です。購入はiOSとAndroidの間で引き継がれません。購入対象・価格はアプリ内で確認できます。
単体の「消防設備士」アプリでの購入は、そのアプリでそのまま使えます。資格のキーホルダーへは引き継がれません。
App Storeで見る Google Playで見る問題は消防法・関係法令・消防庁の告示と、消防試験研究センターが公表する試験科目・問題数をもとに独自に作成しています。公表された試験問題の転載ではありません。
出典
- 一般財団法人 消防試験研究センター「試験の一部免除・試験時間・試験問題数一覧表(甲種)」 https://www.shoubo-shiken.or.jp/pdf_files/r0705_kou.pdf
- 同「試験科目及び問題数」 https://www.shoubo-shiken.or.jp/shoubou/annai/subject.html
- 同「試験の方法」(合格基準・免除がある場合の判定) https://www.shoubo-shiken.or.jp/shoubou/annai/way.html
2026年11月7日確認。
受験資格・試験日程・免除の条件・申請方法は変わることがあります。正式な情報は必ず試験実施機関の公式サイトでご確認ください。本アプリは Particles and Waves が制作した非公式の学習アプリで、試験実施機関とは関係がなく、合格を保証するものでもありません。