消防設備士の乙種第4類(乙4)は、自動火災報知設備などの整備・点検ができる免状です。筆記は30問で、そのうち電気の基礎的知識は5問しかありません。
5問しかないので、後回しにされやすい科目です。けれども全体の60%(18問)を考えると、足切りを越える2問から満点の5問までの間で、残り25問に要る正答率は64%から52%まで動きます。
乙4の筆記の内訳
| 科目 | 問題数 | 必要な正答(40%) |
|---|---|---|
| 消防関係法令(共通6・類別4) | 10 | 4 |
| 基礎的知識(電気) | 5 | 2 |
| 構造・機能・整備(電気9・規格6) | 15 | 6 |
| 全体(60%) | 30 | 18 |
必要数は、問題数×40%(全体は×60%)を切り上げています。科目ごとの下限を足すと12問ですが、全体では18問が要ります。差の6問は、どこかの科目で上乗せすることになります。
基礎的知識5問の出来と、残り25問
| 基礎的知識の正答 | 基礎の判定 | 法令・構造(25問)で必要な数 | 25問での正答率 |
|---|---|---|---|
| 5 | 足切りなし | 13 | 52% |
| 4 | 足切りなし | 14 | 56% |
| 3 | 足切りなし | 15 | 60% |
| 2 | 足切りなし | 16 | 64% |
| 1 | 足切り | 17 | 68% |
| 0 | 足切り | 18 | 72% |
基礎的知識が1問以下なら、ほかが何点でも不合格です。2問で足切りは越えますが、残り25問で64%が要ります。5問とも取れれば、残りは52%で足ります。同じ合格でも、残り25問で要る正答数は3問違います。
もう一つの見方をすると、基礎的知識は1問が30問中の1問(約3.3%)です。法令や構造の1問と重みは同じですが、5問しかないので、ここを丸ごと捨てる組み方は成り立ちません。
電気工事士の人は、この計算が当てはまらない
電気工事士・電気主任技術者の免状がある人は、乙4の基礎的知識5問と構造・機能の電気9問が免除されます(電気工事士はさらに鑑別等の1問)。この場合の判定は、免除されなかった問題で行われます。上の表は免除なしで受ける人向けです。
アプリで練習する
私たちParticles and Wavesが作っている「資格のキーホルダー」には、乙4のコースがあります。
- 独自問題228問(法令83問・電気の基礎知識47問・構造・機能・整備98問)
- どの問題も、4つの選択肢それぞれに解説があります
- 「科目別ドリル」で電気の基礎知識だけを続けて解けます
- 模試は筆記と同じ構成(30問、ハーフ15問)で、各科目40%・全体60%で判定します
- 実技(鑑別等)は収録していません
復習の進め方を読む
電気の基礎知識を先に解き、5問中3問以上を安定して取れるかを確かめます。そのうえで、模試の結果を「基礎の正答数」と「残り25問の正答数」に分けて見て、上の表のどの行にいるかを確かめます。
いま目指す資格から、その次の挑戦まで。
「資格のキーホルダー」は、さまざまな資格を1つのアプリで学べる問題集です。合格後のステップアップや、仕事に関わる別の資格の勉強にも。キャリアの節目ごとに、使い慣れたアプリで次の学びを始められます。
このコースの最初の10問は無料。全問題・模試は資格ごとの買い切りです。乙4と甲4は別の購入対象です。購入はiOSとAndroidの間で引き継がれません。購入対象・価格はアプリ内で確認できます。
単体の「消防設備士」アプリでの購入は、そのアプリでそのまま使えます。資格のキーホルダーへは引き継がれません。
App Storeで見る Google Playで見る問題は消防法・関係法令・消防庁の告示と、消防試験研究センターが公表する試験科目・問題数をもとに独自に作成しています。公表された試験問題の転載ではありません。
出典
- 一般財団法人 消防試験研究センター「試験科目及び問題数」 https://www.shoubo-shiken.or.jp/shoubou/annai/subject.html
- 同「試験の方法」(合格基準) https://www.shoubo-shiken.or.jp/shoubou/annai/way.html
- 同「試験の一部免除・試験時間・試験問題数一覧表(乙種)」 https://www.shoubo-shiken.or.jp/pdf_files/r0705_otu.pdf
2026年11月7日確認。
受験資格・試験日程・免除の条件・申請方法は変わることがあります。正式な情報は必ず試験実施機関の公式サイトでご確認ください。本アプリは Particles and Waves が制作した非公式の学習アプリで、試験実施機関とは関係がなく、合格を保証するものでもありません。